街路樹のハナミズキの根もとをフニフニチェックするライムちゃん。
せっかく朝日が当たって、ライムちゃんの金色の毛皮がキラキラしてたのに…
飼い主の影になってしまうという痛恨のミス。
歩き始めたライムちゃんが、ふと足を止めて…
突然周囲をキョロキョロ。
しきりに上の方を気にしているライムちゃん。
何かあるのかと、目の前の街路樹を見上げると…。
ライムちゃんが気にしていたのは、このお方かな。
私の目の前、１m位しか離れてない場所に、山鳩さんが一羽。
よっぽど油断してたのか、飛び立てない事情があるのか…。
そのままこっちを凝視しながら、枝に止まったまま。
普段なら木の幹に手をかけて、なんとか山鳩さんに近づこうとするライムちゃんだけど。
まだまだ体調が良くなりきっていないライムちゃんは、足を止めて見上げるだけでスルー。
ホッとしたのは、山鳩さんだけじゃないよ…。
またまたライムちゃんの
『狩りスイッチ』
が入っちゃって、地面から垂直跳びを繰り返して、その場から離れなくなっちゃったら、私ゃ宥めるのに大変な思いしちゃうところだし。
…でも、昔、よく見せてくれたライムちゃんの勇姿も懐かしいのよね。
草むらに潜む野ネズミを押さえ込もうと、両手を揃えてピョンピョン跳ぶキツネさんみたいな
『全開狩りモード』
のライムちゃんの姿は、もう見られないのかな。
それはあまりに淋しいなぁ…。
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