もっとアタマ良い人だったら、いろんな発見があったんだろうけど。
4月のエク旅で、見学した国立天文台。
その時に私が発見した、最もインパクトあるモノはこれ。
ま、何の変哲もない、解説の看板なのですが…。
ライムちゃんが見入っているこの看板。
…いや、もちろん、内容を読んでるわけじゃないとは思うけどね。
この写真、撮ったときには、もちろん気づかなかったこの画像…
たぶん、星雲かなにかの写真じゃないかとは思うんだけど…
ロールシャッハテストじゃないけど、黄色い○で囲った部分、アナタには何に見えますか…？
って、ちょっと小さくて恐縮ですが。
私には、不鮮明なワンコの顔が二つ並んでるようにしか見えない…。
もちろん、撮影した時には、そんなふうには全く見えなかったんだけど。
心霊写真(んなワケないけど)にお約束の、
『撮った時には、全然そんなの無かったのに～
』
な心境。
そう思って見ると、ライムちゃんもこの写真の怖さに目が離せなくなっているかのよう…。
イヤ、本当は、ライムが気にしていたのは、看板のずっと向こうに見えている木立の中。
おおかた、他の生き物の気配でもあったのだろうと。
それにしても、この写真に初めて、
『おっ！
こんなところにワンコの顔が！』
と気づいた時には、近年稀にみるびっくりでしたわ～。
実はメッチャこわがりなもんで。
続いての発見は…。
正確には、ソレを発見したのは私ではなくてライムちゃん。
すでに少々コーフン気味だったライムちゃんは…
巨大パラボラの下で入っちゃった、妙なスイッチを切りそびれたまま…
とにかくズンズン歩いていっちゃうし。
道沿いに設置されていた、コレを発見して、
『ぜひ宇宙人とコミュニケーションを…』
という、私のハリキリも完全無視なライムちゃん。
見るからに楽しげなコレ。
ちゃんと蓋のついた箱に収められた、コントロールパネルがあるの。
このコントローラーで、アンテナの角度を微調整して、宇宙からの電波をキャッチしてみようというヤツ。
ちょっとずつ角度を変えるアンテナを見つつ、ワクワクしながら電波レベルの針が動くのを待ってる私のキモチをヨソに、最愛のライムちゃんは
『いいから早く行こうよ！』
の猛催促。
残念ながら、ワタクシの努力もむなしく、針はピクリとも動きませんでしたとさ。
コーフンさめやらぬライムちゃんが、突然足を止めたのは、ちょうど見学ルートの分かれ道のところ。
ちょっと遠くを見やったり…
ちょっとペロリ。
『のどが渇いたのかも…。
お水、持ってこなかったよ』
飼い主の焦りをヨソに、またズンズン歩き出す…
正面のゲートに向かおうとする私を全く無視して、そこから垂直に伸びる道へと、目的意識に燃えた足取りで、力強く進みはじめる。
行く手の少し先に、大量に見えていたのは、ずらりと並んだ謎のコイツら。
遠くから見てた時には、
『出番待ってるＲ２Ｄ２の量産バージョンみたい…』
なんて思ってたんだけど。
でも、こうして近づくと、ミリ波干渉計みたいな形…。
だけど、遠近効果を差し引いて考えても、大きさはずっと小さいし。
しかも、親の仇のように、こんなにずらっと並べなくてもいいじゃん…
ホント、他に何か感想無いのかと、自分でも思いますわ。
『ライムちゃんも、知的好奇心を刺激されたのかしら…』
そう思いつつ、ライムのご希望のコースを歩いていくと、急に警戒モードに。
ライムが気にしていたモノは、何かというと…
いったい、何がそんなに危険に見えるんだか。
続いてライムちゃんが、興味深げに足を止めたのはココ。
何の変哲も無い、マンホールの蓋…
にしか見えないけど。
まるで、下から出てこようとする誰かを封印しているかのような、この重石はいったい何のため
ライムちゃんじゃなくても気になります…。
ホント、何のためなんだろう…。
そして、私が個人的に、一番盛り上がった発見はコレ。
『1番見～っけ！』
これ、何のための小屋なのか…
そもそも、小屋なのかどうかもわからないけど、施設内のあっちこっちにあって。
ちょうど、ゲート入ってすぐ辺りにあったのが（確か）20番台の小屋。
その時に、思うともなく思ったもんで。
『連番になってるってことは、どこかに1番があるはず…どこだろ』
ライムちゃんの言うとおり、延々歩いて良かったよ…
この天文台の敷地内に入って、最初に抱いた疑問が解けたんだもの。
どこに行って何を見ても、この通りちょっとピントのズレた疑問だの感想だのしか無いんだけど。
でも、ライムちゃんという頼もしい相棒がいてくれると、それだけでホントに楽しいよ
次回はどこを社会科見学しようか…。
ライムちゃん、またつきあってね
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