赤くなったり青くなったり | ライムとハナコと、ときどきカッパ

ライムとハナコと、ときどきカッパ

気が向いたときに、書きたいことを書きます。
本当に、テキトーに…。
家族の日記代わりなので、しょうもない内容とクオリティの低い写真につきましては、ご容赦ください。

日曜日の通院。

ライムは狂犬病の予防接種を受けに。
ハナコ大先生は、肺炎の改善具合を診断してもらうために。

まずは、ライムちゃんから。
予防接種受けるだけだし、健康優良児は話も早いから…
ということで。

診察台に載せられたとたんに…。
いつも通り、カッパさんにしがみついて、こわいこわいのアピール中のライムちゃん。

獣医さんの
『ずいぶん心臓ドキドキだね~』
の声にもビクビク。

『パパしゃん、早くおウチに帰ろうよ!』

『ちゃんといい子にするから!
もう脱走しないから!
盗み食いもやめるから!』
必死の訴えもむなしく、予防接種実施!
ワケわからず渾身の力で暴れるライムちゃんを抱きしめるのはカッパさん。
背中を抑えるのは私の役目。

とはいえ、決して注射自体が痛いわけじゃなかろう…。

だって、診察台から降りたとたんに、この表情。

『ライムはいい子にしてますので~』
突然ライムがおとなしくいい子にしてる理由は、続いて診察台に載せられたハナコの手前。


そして、このお方は…

聴診器を当てられてるのに、口を開けてハアハアゼイゼイしていたハナコ大先生。
『このままだと、心音も呼吸も聞き取りにくいので、申し訳ないのですが…』
と、言いにくそうな獣医さんの要請に応じて、カッパさんがハナコの口を抑えちゃったところ。

レントゲンと血液検査のために、処置室に連れて行かれるハナコ大先生。
獣医さんが抱っこした途端に、
『ウンギャー!』
久々に、得意の変な雄叫びを聞かせてもらった…。


幸い、ハナコ大先生の肺炎はかなり改善。
ご飯もしっかり食べられるようになってるし、
『ハナちゃんは、お年もお年なので油断禁物だけど、大丈夫でしょう』
と言って頂けた。
でも、肺炎対策のお薬はまだまだ継続中。
ともあれ、食欲が戻って来てるし、今後もお薬飲みながら様子を見ることに。

『よかったね~!
ハナちゃん。
頑張っていい子でお薬飲んだからだね~』
ハナコを抱っこして車に戻る途中、安堵のあまり涙が…。
目の周りが赤くならない程度で涙をこらえつつ、内心では快哉をあげて。

ライムとハナコを連れて、病院の近所をお散歩するというカッパさん。
私は一人、お会計とお薬の受け取り待ち。
受付のお姉さんも
『ハナちゃん、よくなってきて良かったですね~』
って言ってくれて、気を良くしつつお会計して…。
のはずが、請求書を見て愕然真っ青

またしても、隊列組んで去っていく、諭吉先生達の高らかな足音が聞こえてしまった行列
その足音が消えていくのと並んで、私の顔からも血の気が…ガーン

いいのいいの!
カネはまた、稼げばいいのよ!
ハナちゃんの健康には代えられないんだから。
稼ぐわよ、また明日から…って、明日は代休だったわ、ぐへへへ汗

いや、それにしても…
今更ながら思う、国民皆保険制度のありがたさよ。
だって、そうじゃない国に生まれてたら、自分が具合悪くなって医療機関受診するたびに、こんな思いをしなくちゃいけないってことだもんね。
やっぱり、日本に生まれてよかったんだってことも、発見できたわ。
少なくとも、現行の医療保険制度の日本になら。
これからの日本で、生きていてよかったと思えるかどうかは、わかんないけどさ。




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