日本の年金制度はそもそも作って人間が数十年続くものではないと確信していたのだから、いまグダグダになっても仕方がない。

ただ今回の問題はツッコミどころが満載。

なぜこの業者に委託したのか。

内緒で中国業者に依頼して人数投入して入力したということは、明らかにこの業務を遂行できない業者に仕事を委託したことになる。

500万件ある以降作業を手入力って、そもそもあり得ない。

銀行や保険業者はもはや90年代の基幹システムは使えない。

だからと言って、データの移行をするが手入力でなんとかしましょうと言う社内でITはいない。

手入力で誤差が出るなんて当たり前の話だし、なぜ手入力にしなくてはならないのか。

まして、国民の生活に直結する情報に800人もの人間にアクセスさせるなんて行政ってとこは常識「も」ない。

私の親戚には今から40年以上も前にたった一ヶ月年金が未納扱いされた記録があり、それが行政側のミスであることを証明するのに数年かかりしかも解決しなかった。

こうして、ミスが発覚したもののそれがきちんと補正されていうとは到底思えないし年金受給者は高齢だからきちんと支給されずしまいになった人もいるのではないかと懸念する。

彼らの謝罪会見もマニュアル通りで反省のかけらも見えなかった。