ファッションブランド「シャネル」の創業者、ココ・シャネル。
ココは相性で彼女の本当の名前はガブリエル・シャネル。
シャネルが今年、15年ぶりに新香水を発表。
(銀座SIX、銀座ブティック、ニュウマン、表参道ブティックの4店舗では、すでに先行発売)
9月より発売される香水には創始者シャネルに敬意をはらい、彼女のファーストネームが香水につけられた。
ガブリエル シャネル オードゥ パルファム 50㎖ ¥14,040、100㎖ ¥19,980
専属調香師オリヴィエ ポルジュは、シャネルのフレグランスが辿ってきた軌跡を振り返り、イランイラン、ジャスミン、オレンジフラワーを選択。
そこにグラースで育てられたチュベローズを添えた。
白い花々をさらに奥深いところまで掘り下げるべく、ジャスミンの印象を高めて、ホワイトムスクやノード、イランイランで余韻を持たせる。
マンダリンやグレープルルーツの果皮が爽やかに香る大胆でエキゾチック、そして爽やかな香りでした。
キャンペーンのアイコンは、今やすっかりシャネルの顔となってしまったシャネルアンバサダーのクリステンスチュワート。最近の坊主頭は話題にもなりました。
さて、ちょっとここでシャネルの香水についてもう少し掘り下げてみたい。。。
なんせシャネルの香水は私にとって思い出深い品。
10代の頃から使っていて、売り場でたまに若い頃使っていた19番なんかを試してみると当時の思い出がふと蘇ったりしてのスタジックな気分になります。
最近の脳科学でノスタルジーは脳いいということらしいので、皆さんも昔愛用していた香りを店で見かけたら、ぜひ楽しんでみてください。
有名な香水で自社で花畑を所有しているのは2社で、ゲラン、そしてシャネル。
シャネルは香水のメッカである、グラースにあります。
シャネルは数十年前からグラースのジャスミンとローズの栽培農家と独占契約を結び、アブソリュートを畑に隣接した工場で抽出してきました。
これは、シャネルの香水の中にはフランス製のジャスミンとローズが入っているということをアピールしています。
近年この辺の畑ではイリス、ゼラニウムそしてチュベローズの栽培が始まったのですが、今年それが形になった感じでしょうか。
香水の歴史はHANELNo.5以前とNo.5以後に分けられる。。。とまで言われます。
実は今でも世界で最も売れている香水の一つでもあったりします。
ガブリエル・チャネルが愛用していたのは、CHANEL No.19。
「グリーン系」という新しい香りのジャンルを確立した意味で歴史に残る作品としても有名です。
私が香水を使い始めたのは19歳。海外旅行でCHANEL No.19の魅力にハマったのがきっかでした。
その後発売されたシャネルの香水は全て使用しましたが、最後に使っていたのがたのがCoco Mademoiselle。
フローラル系のフレッシュで若さ溢れる甘い香り。
トップはスパイシーな柑橘系でローズとジャスミンでフローラルな若さを演出しホワイトムスクとバニラの甘い香りで余韻を残します。
まだ若さが残る30代までは使っていた香水ですが、40を超えた頃から自分の体臭と相性が悪くなり、シャネルの香水とは縁がなくなってしまいました。
今回登場した新しい香りはまだ一度しか試していませんが、甘い香り系でないのでもしかしたらいけるかな。。と期待をしています。