自然破壊の問題は日本ではエコビジネスにおいて全く議論されません。

山の中に突如現れる大規模太陽光発電所、風力発電に驚愕したという声はよく聞くことです。

設置にあたっては設置場所だけでなく運ぶ山道の木々をもちろん伐採します。

上は鴨川市と南房総市の境(嶺岡林道)に、巨大風力発電(120m)7基の建設が計画されたものです。

強い騒音、低周波振動、金属音で、頭痛、不眠、高血圧、疲労感、ノイローゼがなど、健康障害が出ています。

鳥の被害(バードストライク)、地すべりの可能性、森林伐採など環境破壊問題も今後あるでしょう。

愛知県豊橋市では 海岸近くに風車がありますが、その近くではキスやボラがいなくなってしまったそうです。その海岸は砂浜で、海がめが産卵期に上陸する場所だったのですが、それも見られなくなったそうです。しかし、1km以上離れた場所ではそのようなことはありません。また、低周波音は浅い海では海中まで影響を及ぼすことも知られています。

風力発電建設は、周辺住民への説明も了解もまったく必要がなく、そんな状態なのに建て放題。騒音規制や低周波振動、金属音規制も一切ありません。

風力発電は国の推進事業として行われています。建設は約1/3が補助金でまかなわ れ ます。寿命は17年しかなく、強風、台風、落雷などで損壊することがしばしばあり ます。撤去には莫大な費用がかかる為、放置されるおそれもあります。

 

太陽光パネルも自然の破壊当然同じことです。

ウエストホールディングスがアップしている以下の写真にこの会社は

「人里から少し離れた山間部の未利用地を 利用したメガソーラーは 緑溢れる自然環境と見事に調和しています。」

コメントを掲載。理解ができません。

もっと問題なのは認可すら取らずになんと国立公園に勝手にパネルが建設されている状況もあります。

過去40年以上、太陽光発電の研究開発は多額の税金を投じてています。

日本ではドイツの太陽光ビジネスをみならえ、という記事もよく見かけますがドイツの固定価格買取制度(FIT)に伴う賦課金が高騰しています。2013年の賦課金は1kWh当たり6.24ユーロセントで、当時のレートでおよそ8円強。

平均的な家庭(年間3500kWh使用)で一年に3万円程度を賦課金として払うことになります

ドイツ家庭の電気料金は周辺国に比べても高くなっています。一部の国は別にして、欧州では2番目、デンマークの次ぎです。1kWh当たりの電気代が30円数円にもなっていて、値上げを続ける東京電力をも上回ります。

エコビジネスと原発事業は正反対のように見えますが、国民からお金を徴収の方法や補助金の仕組みは同じです。

電力会社にとってはどちらでもwin-win。