私もそうだが、日本政府もよもやトランプがアメリカ大統領になるとは予想していなかった。
だから今年9月の訪米でクリントンにしか会わなかった安倍晋三。
慌てた日本の首相安倍ちゃん滝汗は、トランプが勝利するといの一番にアメリカに駆けつ尻尾をふって見せたんだが、これにはさすがに世界がドン引きした。

ポーンゲッソリチーンゲロー


トランプは素晴らしいリーダーだと褒め称え、トランプに電話で褒められたとニコニコ顔で語り、媚を売りまくっている。
選挙戦中にクリントンしか眼中になかった日本だが、トランプは何も文句を言わずに安倍ちゃんに会ってくれたし、一安心といった雰囲気の日本政府だがどうだろう。
トランプが私は大嫌いなTPPから離脱したことを考えると、アメリカは今の中国がやっている経済対策、領海、国境の拡大を容認し経済面でも中国の邪魔をする気は無いということになる。

 

「アメリカのTPP離脱」
私が大嫌いなTPPが頓挫したということは米国を含まない中国主導のRCEPがアジア経済を主導することになる。

つまりアジア太平洋貿易の主役は中国が日本に取って代わるだけでなく米国従属の立場をとる日本がアジア圏から孤立するということだ。
オバマ政権が当初そうだったように、トランプ政権は対日妨害を平気でやっているが、それは大きな間違いだ。
世界第3位の経済大国日本がアメリカに従属している状態は日本の経済状況が悪くなればそれはアメリカにも波及する。
オバマ政権ではクリントンがそれを早いうちに修正したわけだが、トランプ政権は共和党(本来日本の政府と仲良し)といってもキワモノの集まりでクリントンのように日本との関係が重要だと進言する人物がこの政権にいるように見えない。

トランプという男は一つも信用の置けない人間にもかかわらず株価が上がっている。
最初は不安定になっているのかとも思ったが、どうやら市場はこの先行き不透明な状況に好機を感じているようだ。

 

「覚めない悪夢」

アメリカが第二の故郷である私にとって、アメリカの国政は日本のそれと同様私たち家族にとって大変重要で、トランプの大統領就任というのは幾度朝を迎えても決して覚めない悪夢であるに違いがない。
ただ、私が思った方向や私の視点とはかなり異なる味方をしている人たちがこんなにもいるというのには驚いている。
私は今もトランプは体制側の人間で彼の減税プランを見ても富裕層を優遇しているようにしか見えない。
秘密特権もない人間を家族だからといって国政の場に立ち合わせたり、報道局に乗り込んで苦情を申し立てるような圧力の掛け方をよしとする男でとんでもない人間をアメリカは選んだものだと思わない日はない。ショックショックショック
最近よく聞く「チャンスをやろう」という人達のように、チャンスを与えてみようなどとは私は到底思えないが民主主義で決まったことはもう変えることはできない。


とにかく、今まで以上に注視していくしかないだろう。。。
UKといい、2016年はロクな年じゃない。