1996年、私がまだ美しかったあの頃。。。


スターバックス日本1号店がオープンした。
実は北米以外では初の店舗。

オープンには開店前から行列ができたそうです。
そして今年は20周年記念。


きゃー滝汗!!20年経ったのねー!!


さて日本で一号店が出来る頃、アメリカではスタバの店舗はすでに1015店舗に登り、スタバをつなげれば地図できるかもねというくらいのスピード感を持って店舗を増やしていました。


その頃アメリカでは、こんなにエスプレッソがみんな好きだったのねドキドキ

ということで、スタバ以外のコーヒーショップもカフェラテやカプチーノを提供するお店が増え、地域によってはスタバより人気のコーヒチェーン店も登場します。

 

あれから20年。。。叫び
今やアメリカではどこでもカプチーノが楽しめる。
ということで、スタバは今他店との差別化を図ろうとしています。

 

Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room

シアトルに登場したStarbucks Reserve Roastery & Tasting Room。
モダンな高層ビルやコンドミニアムの建設が急ピッチで進む、ダウンタウン・シアトルとサウス・レイク・ユニオンに隣接するキャピトル・ヒルの Pike Street(パイク・ストリート)。
画材道具店・自動車販売店だった1920年築の建物使ったスターバックスにはおなじみのロゴもない。
新たなスターバックスの試みです。


1万5,000平方フィート(約4,500平方メートル)という広い店内にはコーヒ豆の焙煎工場が設置されています。


高い天井に、木目調の空間。

巨大な焙煎機が目を引きます。
ここにはカフェ、図書館、ショップ、ラウンジスペースなども設置されています。


正面カフェに行くと目の前にガラスのサイロ5つ登場。
その時々の入荷状況でラインナップは変わるようですが、常に5種類の豆が並びます。


巨大な焙煎機からチューブを通って豆がこのサイロに落ちます。
これらの希少価値の高い豆をパーソナルな対応訓練を受けたバリスタたちが客の好みを聞いて、トリップにするかエスプレソなどアドバイス。


また、ユニークなのがアポ・オーダー。
こちらは全てがコンピューター制御され、いつも寸分の狂いない同じ味(クオリティ)のコーヒが味わえる最新機器。

 

レトロ感がお好きな方はChemexで注文するもよし。オーダーを受けてから作るのでえらい時間がかかりますが、ラグジュアリーな気分で待ってみよう。

 

現在スタバは世界66カ国に約2万1千店舗を展開しますが、今回のコンセプトは毎日飲む珈琲店とは異なります。
希少価値のある高級コーヒー豆のラインの高級志向の市場拡大を目指す模様。

 

そして、軽食も充実。お茶だけでなくランチもいいかもしれません。

 

現在日本では幾つかの店舗がプチ高級コーヒーを提供。

私も体験しましたが、まだバリスタの育成には手が回らないようです。あせる

ちなみに、日本で提供されているのはこちらのお豆。

ワンランクお高いドリップコーヒ-3種類

 

20年前は海外一号店は日本の東京でしたが、悲しいことに笑い泣き海外出店Starbucks Roastery and Reserve第1号は上海。

2017年後半にオープン予定。
今や、中国は世界第2位の経済大国ですから戦略としてはそういうことになるでしょう。ぐすん


日本では2018年に中目黒にオープン予定です。
デザイナーは新国立競技場を手がける隅健吾氏。
隅さんというと自然と調和した作品や木をふんだんに使ったものが多い方。


富山市立図書館、京王電鉄高尾山口駅や豊島区役所、海外ではフランス国鉄新駅なんかが有名で直線を使った空間作りが得意。
シアトルとは異なる、日本的な店舗がお目見えするかもしれません。
それにしても、新国立競技場、品川新駅そして、Reserve Roasteryと最近大きなプロジェクト目白押しでご多忙な隅氏。儲かってるわよねー。