でか猫種のメイクーン。

私がよくいくペットショップの店員さんはこのでか猫が6匹もいるらしい。

子猫のうちからすでにふたまわりは大きいこの猫。

でもすっごく大人しいし、噛まない。引っ掻かない。

そして、歩く姿がなんとも優美。
ここのショオプはおじさん、。。。

いや、お兄さんがメイクーン好きのせいかメイクーンの子猫が大抵いるので嬉しい。

 

小さい頃、猫嫌いの祖母が世話をしていた猫が子供嫌いでかなりいじめられた私。
おばあちゃんこだっだから、祖母が嫌いな猫はペットにする感覚もなかった。
猫アレルギーの夫は実は猫好きです。

二人でペットショップにもよく出かけるのですが、夫の影響で加減大人になってから猫の良さに気が付いてしまった。

けど猫は夫が喘息になるから飼えないんだな。。。

 

アレルギーというと世間一般では食べ物やアトピーなんかの話になるけれど、我が家はもっと深刻。
アレルギー疾患というのは要は免疫疾患で、本来自分を守る機能が自信を傷つける。
花粉症、アトピー、植物アレルギーも辛いけど、もっと深刻なのは自分の内臓を攻撃してしまうケース。
私も夫もそのタイプでした。
最新の研究ではアレルギーがどういう状況で発症するかなど随分わかるよになったけど、治療となるとまだまだ研究が必要なのが現状。
2年ほど家で療養している間に随分論文や医学書を読んで、二つわかったことがあります。

 

アレルギーは肌のバリア機能が低下すると起きやすい。

 

なので、皮膚科で治療をしてもらうことはとても大事。

お顔に軽いアトピーなんかでカイカイの人はパラベンフリーのフェイスパックをして水分を十分与えた後に保湿剤を塗ると効果的。
わたしは皮膚科で買ったお高い基礎化粧品を使用していましたが、免疫疾患がひどくなってからはすべてストップ。
代わりに、とにかく保湿、余計な栄養は与えすぎないくらいの手入れで肌の乾燥と口の周りのプチアトピーでいつもカイカイだったのが随分改善されました。

市販の保湿ローションよりヒルドイドなどお医者さんに処方してもらう方が効果も期待できるしお安い。ただし、ヒルドイドは血行を良くする作用があるので肌に傷などがある方は使用できません。先生に肌の状態を良く見てもらってから処方してもらいましょう。

 

食物アレルギーに悩んでいる人は、二つほど試してほしい。。。
 

一つは、腸内菌を増やすこと。
腸内菌というとビフィズス菌なんかを想像しますがその種類はなんと400にも上ります。

ビフィズス菌はその中の一つで実はそんなに腸内ではポピュラーな菌ではありません。
発酵類を食べるのも良いのですが、プロバイオティクスの研究というのはかなり進んでいます。
プロバイオティクスとは、腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを調整し、人の身体に有益な働きをしてくれる生きた微生物。
ヨーグルトや味噌、納豆など発酵食品を食べて改善だと、かなり大量に食べないと効果が出ないし、サプレメントはお高い。
病院で処方してもらうと安いし、効果というと腸内細菌20%アップ。

そして、副作用はほとんどない。
腸内環境を整えることで、アレルギーの症状を抑制することができます。
その他以下のうような効能があり。

◆腸内細菌叢の正常化:腸内細菌叢、もしくはフローラと言いますが、これは腸の中にある菌が快適に生きて行く土壌のようなものです。
◆便秘・下痢の改善(整腸作用):便秘や、粒々うんちに効果あり。お腹がゆるい人は正常に戻してくれます。
◆感染予防
◆血圧降下作用
◆腫瘍抑制効果
◆発ガンプロモータの抑制
◆うつ病に効果:最新の研究では腸内由来のセレトニンが脳に作用し、うつ病の治療に効果があると注目されています。

 

さて、二つ目は植物油を取らない。
ある日本の研究者は80年代から油の研究をしているんですが、近年その研究の成果が見直されつつあります。
今まだ私たちはコレステロールには善玉、悪玉があるなどと言って植物油を摂取してきたわけですが、この研究者によるとその根拠が見当たらないとしています。
海外でのみならず国内でもコレステロールは癌を抑制することもあり、コレステロールを常に抑制することは健康に悪いという方向になりつつあります。
実際、厚生省は2015年版で成人のコレステロールの目標量を撤廃。

撤廃について、厚労省栄養指導室は「目標量を設定するのに十分な科学的根拠が得られなかったため」と説明しました。
この背景は時間があればまた書きたいと思っていますが、要は植物油というビックビジネスが植物油を消費してもらうのに都合のいい材料が悪玉コレステロールだったとされています。
これまで食事のコレステロールを制限すべきとしたのは、血中コレステロールに影響を与えると考えられていたからです。
コレステロールを多く含む卵や鶏レバー、バター、エビ、イクラなどは悪者扱いされ、卵にいたっては「1日1個まで」という制限が常識でした。
ですが、日本脂質栄養学会の小林哲幸理事長は「さまざまな研究で、食事のコレステロールと血中濃度に因果関係がないことが明らかになってきた」と指摘しています。
それどころか、オリープ油、今はやりのココナツオイルを含む植物油のほとんどが体に有害だという事も分かってきました。
具体的に何が悪いかというと、リノール酸という必須脂肪酸。
このリノール酸は悪玉コレステロールをやっつけるとPRされてきましたが、コレステロールと血中濃度の因果関係がなくなった今、悪玉コレステロールとはなんぞやという話になります。
健康に良いとされるリノール酸が含まれる紅花油、菜種油が体に良いと広告され積極的に摂取した結果、現代人はリノール酸を過剰摂取しています。
一昔前はリノール酸は、必須アミノ酸だから体にいい。
そして、n-6多価不飽和脂肪酸の一つであるリノール酸は体内に吸収されてからリノール酸 → γ‐リノレン酸 → アラキドン酸に変化します。
アラキドン酸は赤ちゃんの脳の発達にいいなどと言われたりしたので、せっせと取る人が多かった。
でも、アラキドン酸が、ロイコトリエン、トロンボキサン、プロスタグランディンなど、炎症やアレルギー反応を起こす物質が作られるもとになる、大変な悪玉であったことが明らかになったのです。
喘息やアトピー性皮膚炎を含むアレルギー性疾患や、動脈硬化による心筋梗塞や脳卒中、がんの発生を増やしているのではないかと言われ始めています。
長々と書きましたが、アトピー性皮膚炎がひどい患者やアルツハイマーの症状が出始めている人に対して医療機関は植物油の摂取を控えるよう、食事面の指導をしています。
代わりに、α‐リノレン酸を含む油の摂取を進められます。
α‐リノレン酸はn-3多価不飽和脂肪酸、具体的にはナッツ類、シソ油に多く含まれていおり、体内でα‐リノレン酸 → EPA → DHAと代謝されます。
ですので、EPA、DHAを多く含む青魚も良いとされます。
(日本人は魚を食べるので水銀など有毒物質の数値が高いというデータがあるのでお気をつけください。)

 


これらの油は動脈硬化を予防し、血管の柔らかさを保ち、脳卒中や心筋梗塞を防ぐ、さらには喘息やアトピーを改善する効果が認められています。

アレルギーにお悩みの方は、肌のバリア機能の回復と植物油を控える。

この二つをお試しください。