ジブリ作品など日本アニメの代表作を手がけたアニメーターの二木真紀子さんが、今月13日にご逝去されました。
小金井市内の病院に病気療養中だったそうで、まだ58歳でした。


本名:二木真希子(ふたき まきこ)
生年月日:1958年6月19日
職業:アニメーター

二木さんは、アキラ、ナウシカ、天空のラピュタ、ハウルの動く城など、日本を代表する多くのアニメ作品を担当された方です。

ナウシカがオームを止めるシーン、トトロとメイの出会いのカットなど印象に残る場面を多く手がけ、ジブリ作品に多大なる貢献をしたアニメーターでした。
宮崎駿監督の名前ばかりが表に出ていますが、ジブリ作品の世界を描くのにこうした才能あるアニメータの存在があります。
スタジオジブリではジブリの動物神とまで言われた二木さん。
彼女は視覚だけでなく、体温や肌触りといった触覚も表現できる才能あふれる方だったそうです。

印象に残るあのふんわりとしたタッチの線は二木さんのカットだったのかもしれないと思いながら好きな作品のシーンを見直していました。

ご冥福をお祈りします。

二木真希子の担当した作画
アキラ

風の谷のナウシカ


天空の城ラピュタ
ルパン三世(第2シリーズ)(1977-1980)53話

となりのトトロ
魔女の宅急便

おもひでぽろぽろ
紅の豚
耳をすませば
もののけ姫
千と千尋の神隠し

ハウルの動く城

ゲド戦記
崖の上のポニョ

借りぐらしのアリエッティ
コクリコ坂から
風立ちぬ
思い出のマーニー


絵本・挿絵
『はじめてのたび』
『はじめてのともだち』

『精霊の守り人』
『闇の守り人』
『夢の守り人』
『神の守り人』
『天と地の守り人』
『流れ行く者』