事故後4年半、やっとマップ公表

 原子力規制委員会は2日、東京電力福島第1原発事故が発生してから4年半後の昨年9月時点の原発半径80キロ圏の放射線量分布マップを公表した。比較可能な2011年11月時点のデータと比べ、放射線量は65%減少した。

 原発から北西方向に広がっていた毎時19マイクロシーベルト(年間追加被ばく線量で100ミリシーベルト相当)超の地域はこの4年半で大幅に減少。福島県北部から南西方向に延びていた0・5~1・9マイクロシーベルトの地域も大きく線量が下がった。宮城県南部と福島県南部、茨城県北部では0・1マイクロシーベルト以下の地域が増えた。

それにしても相変わらずトンチキな厚生省。
福島第一から飛散した放射性物質はかなり法範囲にながれた事は多くの国民が知るところ。
しかし、東京の大半の地域は未計測が未計測だったり、埼玉より西側も数値が出ていません。
そしてまたもや県境で汚染マップを表示。こういったやり方には震災以降採算苦言、批判があったはずだが相変わらず。

リンク:放射線量等分布マップ拡大サイト

ほか参考
厚生労働省が発表した31万件のデータをもとに、2014年度のペットボトルのお茶の放射能検査地図を作成
http://news.whitefood.co.jp/news/foodmap/3576/

厚生労働省が発表した31万件のデータをもとに、2014年度のお茶の放射能検査地図を作成
http://news.whitefood.co.jp/news/foodmap/3429/

厚生労働省が発表した2015年度上半期の放射能検査結果からセシウムが検出されたカレイを抜き出し、日本地図に表示
http://news.whitefood.co.jp/news/foodmap/4857/

厚生省、文科省、東電はもっと広範囲で詳しいデータを保持しているはず。もうれから4年もたっているのだから、随時データを公開していってもらいたい。