学校でのいじめ、成人式の騒ぎ、老人の過労死。
日本は弱者に厳しいし理解も進んでいないと痛感する。
日本は弱者に厳しいし理解も進んでいないと痛感する。
平成24年の1世帯あたりの平均所得は537万2千円。
そう低くもない。
ところがこの平均値の中身は所得の高い層がガッポリ、ガッツリお金を稼いでいるので平均値を底上げしているだけなんです。
日本は16.3%が貧困層と言われています。
品構想とは年収122万円以下。
パーセンテージで言われるとピンと来ないでしょうか。
6世帯に1世帯はこの貧困層に属しています。
もうこれは個人が頑張ってどうこうできる現象ではなくて、私たち社会の欠陥なんです。
この貧困層、ワーキングプアーという問題は本来社会問題として行政が先頭に立って取り組むべき問題ですが、日本の場合は個人の努力で解決してね。。としています。
毎月貯金をすr。
結婚、出産、離婚は慎重に
子供にはしっかりとした教育を
これが貧困層から脱出する対処法だと本気で書いている人達がいるという恐ろしい状況でもあります。
貧困の連鎖というのがあります。
貧しい家庭で育った子供。
往往にして家庭環境が悪く、勉強などできる状態ではありません。
給食代がもったいないから学校を辞めなさいという親もいるんです。
でもこういう親が毒親なのか？
この親たちもそうして育てられてきたのです。
日本では生活保護受給不正受給者というごく一部のケースはニュースになるのに、本当に貧困にあえいでいる人たちには光があたりません。
厚生省管轄の期間の調べによると「食料の困窮体験」をしたと答えた人は調査対象者の16％。
日本の貧困率と同じ数値です。
子供に食べさせる食料がない。
学校の制服、体操服など必要な衣料を購入できない。
修学旅行や遠足に行けない。
修学旅行や遠足に行けない。
電気、ガス、水道などのライフラインを止められた経験。
社会保険の滞納が続き、医療を受けられない経験。
日本が先進国として認められない最大の理由は人権を軽んじるところにあります。
先進国では社会排除を防ぐために貧困問題を黙殺せずきちんとメディアなどで報道したり社会が話し合うように努めています。
先進国では社会排除を防ぐために貧困問題を黙殺せずきちんとメディアなどで報道したり社会が話し合うように努めています。
日本の貧困は個人では片付けられない社会のメカニズムの問題だということを本気で話し始めないと日本はいつまでたっても新興国扱いをされてしまいます。
そして市民レベルでももっとこう言った問題に積極的に目を向けることが大切だと感じます。
よく見るとちっともマナーは良くないしお年寄り、病気の人、子供や妊婦さんといった弱者に厳しい日本社会。
行政だけではなくて個人レベルでも考えていかないと変わらないのかなぁ。。。と思うこの頃。
