まぁぁぁぁ、大手チェーン店の飲食店での詐欺表示が毎日のように更新されております。

今度は不二家とかんぽの宿だそうでございます。

07年に発覚した消費期限切れの原料を使用していた事が明るみになり、消費者の信頼を一機に失墜。社長は辞任し、当時、スーパーやコンビニでは不二家の商品が姿を消しました。
消費者の信頼を取り戻すのは大変で不二家は昨年年末8年の時間をかけやっと収益が改善した矢先ですから今回の虚偽表示は、我々消費者からするとやはりこの会社の体質は改善されなかったかという印象です。

かんぽの宿は。。。
まぁ、かんぽの宿ですから。。。

わたくしは今回列挙された大手ホテル経営会社の料理がこんなものだった事には正直驚きは全くありません。
だって、明らかに加工肉を使用していたし、市販のジュースをフレッシュジュースと言っていて、いつだったか出されたジュースがフレッシュジュースではなかったので「頼んだものとちがいます。」と申し上げますと、「当店ではこれをフレッシュジュースとしてお出ししております。」カエル
とさらりと答えました。
おそらく、わたくしと同じ事を言う人は結構いたのでしう。
まぁ、そんなホテルは多かったですから偽証表示には驚かないものの、これらの会社の幹部の謝罪の仕方にはさすがにあきれてしまいました。

彼らが「見分けがつかなかった」といっている食材は値段が半額、またはそれ以下の価格なんです。
ホテルによってはこのやり方で20年間もぼったくりを繰り返していたのに、彼らのいい訳は本当に稚拙で、いい年のおじさんの誤り方ではありませんでした。
ロブスターと伊勢エビ間違える料理職人がいるのでしょうかね。
それ以前に、伊勢エビをロブスターと偽って売っている仕入れ先があるのでしょうか。

あのおじさんたちの言い訳はどこを切り取っても世の中で通用しません。
そんな大手の不祥事が次々と報告される中、わたくしはさすがに高島屋までが同じ詐欺をしていた事にはショックでした。
なぜかと申せば、ここ20年低迷するっ百貨店経営で高島屋と伊勢丹はなんとか高級百貨店という看板を保ちながらそれに見合う品質の物を販売していると思っていました。
ところが高島の幹部は5日、メニューの虚偽表示を公表しまた。
増山 裕常務は、原因を問われると、
「食品売り場については、JAS法なり、景品表示法なり、厳格に表示の基準があるので、それを順守させると。レストランについては、そういった明確な法律がない」と言い訳したのです。
法律が曖昧だからウソのメニューやウソの食品を消費者に売りつけ、2倍がから3倍の利益を得ていたと言いたいのでしょうか。
さすがにこれには驚きを超えて、大きな不快感をおぼえました。ウソの表示で利益を貪るような商売を高級百貨店の看板を吊るしている店がやらないというのは店と消費者の信頼を保つ上で基本ではないでしょうか。
それは法律を知らない10歳の子供にも分かる事ですが、高島屋の増山常務には社会人としての倫理と常識が欠けていて10歳の子供にも分かる善悪がこの常務には曖昧に見えたようです。

大手のチェーン店ではない飲食店が普通にやっている事がどうして大きな利益を得ているチェーン店には出来ないのでしょうか?

現場の人間の知識がなかったと口をそろえて合唱する幹部達は何を考えているのでしょう。えー
自分たちが監督責任をまっとう出来ず普通の食材を高級食材と偽って消費者から不当な利益を得ていた事を大した事ではないと思っているのでしょうか。
買い物や食事に百貨店を訪れたお客に長い間相当な品数の偽った商品を売り続けて、自分たちはその間、いい額の重役手当をもらい続けていたのに、この期に及んでも過失はあくまで現場にあったというのだから経営者としての責任も自覚もあったものではありません。

さて、この一連の事件。
消費者庁や中区負特命担当大臣である森まさこさんはテレビカメラの前でこれらの企業をとりしまるというパフォーマンスを行っていましたが、自民党は今回過半数をとっておりこれらの悪質大手企業にそれなりの罰則をかせる法整備をすぐにでも実行できるはずです。
テレビカメラの前で苦言を呈すというのではなく、今すぐにでも方の整備に取りかかるべきではないでしょうか。
そんな事には全く言及せず、皆の前でちょこっと苦言を呈するアピールにとどめるというのも見ていていい気持ちがしませんでした。
その上、
森担当相は「現行の約60本の基準の統合に優先的に取り組んでおり、原則として表示義務の対象範囲についてはまだ検討をしておりません」と言っています。
という事は実質これらの企業は口頭注意という事なんですね。
秘密保持法なんていう恐ろしい、そして多くの国民が反対する法案を通す努力をするよりも皆が全く反対しない必要な法案通すという事に真剣に取り組んで頂きたいものです。

政治家はその地位を利用して特定の団体、企業に便宜を図る事が仕事ではなく、国民の声を繁栄する事が仕事である事を思い出して頂きたいものです。
毎日目にするこのメニュー偽装のニュース。
解決策は、そんなに難しくありません。
詐欺表示で利益を得たら罰する

それにしても。。。昔は法律なんてなくてもメニューにはきちんと使用している食材を書いているのが日本のいい所だったのですが、もうそういう正直な商売を大手忘れてしまったのでございましょうか。

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