みなさま、ごんにちは。
Mrs.Burkeの部屋へようこそ。

大半の選手に取ってフラストレーションが溜まる出来事が多かったのが今回のバーレーン戦であったようでございます。
見る方としましては、これで今後のレースが面白くなったと思っている方は多いのではございませんか。

今回マクラーレンはルイス・ハミルトンが8位でゴール、4番グリッドからスタートしたジェンソン・バトンはレースの間中排気系のトラブルに見舞われたようで最終的にはパンクしてリタイア。。
と思いきや18位完走扱いになりました。
今回のレース結果は残念でしたが、今年のバトンは走りがクリーンでとても安定しているように思えます。
ハミルトンは、ピットでもたついたのが大きく影響して、順位を落としたといって良いでしょう。まぁ、レースですからそういう事もございます。ハミルトンは去年は公私ともにグズグズでレースでも何度もペナルティーをとられておりました。おそらく、最悪の年だったと本人も思っているのではないでしょうか。
今年はニコール・シャージンガーともめでたく復縁したようで、それが理由かは分りませんが安定しているようでなによりでございます。
とは言え、ハミルトンは短気で強気なドライバー。そして速い。彼の的は彼自身ではないかと皆が思っているでしょう。冷静さとクリーンな走りを身につければ鬼に金棒でございますね。

メルセデスAMGは、ニコ・ロズベルグが5位、ミハエル・シューマッハが10位でダブル入賞。
シューマッハはDRSの故障でQ1で敗退。
18番グリッドからスタートなりました。メルセデスが能力を発揮してくれそうなバーレーンコースでしたのに本当に残念でしたわ。次のレースも考えてかシューマッハは、ギアボックス交換して更に5グリッド降格。
最後列22番グリッドからスタートしました。シューマッハは、「22番グリッドからスタートし10位まで上がれた。完走できてポイントが獲得出来た事は良かった」と言っていました。
また、レースについては「タイヤが大きなカギだ。ここのコンディションではタイヤをうまくいたわるようなドライビングスタイルにすべきなんだ。」とも言っています。
ファンの私も満足しておりますわよ、ミハエル
色々な困難や不運に見舞われておりますが、メルセデスの車は十分速いです。今回シーズン初完走、初得点と少々出遅れた感はありますが今後のレースに期待しております。

さて、今シーズン競争力にいまいち欠けるマシンのフェラーリ
フェルナンド・アロソンが7位、フェリペ・マッサ 9位を獲得しフェラーリもダブル入賞。
なんてったってフェラ~リでございますから、入賞で喜んでいるわけには参りません。
今シーズンフェラーリは上位の争奪戦に加わりたいなら、マシンを改善しない事にはお話になりません。マシンが改善されればアロンソが上位争奪戦に絡んでくるのは間違いないでしょう。
さて、今回のバーレーン戦でアロンソは、ニコ・ロズベルグとちょっとした競り合いがありました。コーナーでロズベルグを抜こうしたアロンソでしたがロズベルグが右へ進路をかえアロンソをブロック。
アロンソをコーナー外へ押し出す形になりました。
審議の結果、ロズベルグは一貫した動きで右へ動いること。
突発的な動きはなかった事。
アロンソの車が並んでいなかった事などからペナルティーはつきませんでした。
アロンソはご不満のようでございますよ。
「これからのレースは楽しくなるよ! やりたいように順位を守れて、コース外から抜いてもいいんだからね!」とツイートしていました。

今回表彰台を飾ったのはロータスのライコネン、同じくグローシャン。そして、レッドブルのベッテルです。キミ・ライコネン2位を獲得したものの、ベッテルをもう少しの所で追い抜く事が出来たのにと悔しそうでした。
ライコネンとは対照的なロマン・グロージャン。くったくない笑顔でひたすら嬉しそうにしていました。
「初めて表彰台に上るのはいいすごくいい気分だ。」と勝利を楽しんでいるようです。

そして、今季初優勝はセバスチャン・ベッテル。
久しぶりに「ナンバー1」ポーズが復活してわたくしの夫は大興奮でございました。
夫は翌日も興奮覚めやず。
キッチンにいるわたくしに忍び足でよってきて、
「どんなに俺が感動しているかお前にはわかるまい。。。むっ」とささやいて静かに去っていきました。

ポールポジションから一位を譲る事無くゴールをきめたベッテルですが、レースはきつかったようです。
「タイヤを使い果たして、一度使ったタイヤを使うしか無くスタートで集団を引き離せたのは大きなアドバンテージになった。」
「キミ、グロージャン共に速かった。でも今日は戦略通りにうまく動けた。」と言っていました。
そして、「調整にたくさん時間をかけて自分好みの車にしてくれたチームに感謝する」としてこの勝利はチームで勝ち取った事をアピールしていました。
また、「色々あるが今はとにかくこの勝利を楽しみたい。」とやはり嬉しそうでございましたね。

さぁ、しょっぱなに申しましたが、これでますますレースが面白くなってまいります。
ベッテルは今日の勝利でトップに出ました。(53ポイント)
4ポイント差でハミルトンが2位。
ハミルトンに1ポイント及ばす3位にウェバー。
4位バトン。
以下アロンソ、ロズベルグ、ライコネン、グロージャン、ペレス、レスタ、セナ、日本の小林は12位につけています。わたくしのヒーロー、シューマッハは18位。

何が起こるか分らないのがF1の面白いところでございます。

みなさまは、どのようにバーレーン戦を楽しまれましたか。