みなさま、ごんにちは。
Mrs.Burkeの部屋へようこそ。

本日はブリテッュジョーク満載のディープな一本をご紹介いたします

銀河ヒッチハイク・ガイド 2005年
(原題:The Hitchhiker's Guide to the Galaxy)


70年代後半にラジオドラマ(1979)としてスタートし、小説となりました。この小説もよく売れまして、80年代に入りますと漫画化、ゲーム化そして舞台でも演じられました。テレビシリーズはBBC制作のもと1981年にスタートしています。この作品、イギリスでは大変有名なドタバタSF活劇なんでございます。

脚本家のAdamsは映画化を目指し、TVシリーズ化される前からロスのスタジを幾つか訪問しています。98年ディズニーが映画化権を購入したときも出向いて映画化の話を進めていたと言われています。2001年、彼はカリフォルニア州サンタバーバラ近郊モンテシートの自宅のジムにて急逝。心筋梗塞でした。そして彼の死後、2005年に映画化されたのが本日の作品でございます。

脚本: Douglas Adams(ダグラス・アダムス)
監督: Garth Jennings (ガース・ジェニングス)
カテゴリー:SFコメディー
ストーリー:

誰でもついていない朝ってございます。
朝起きて、
爪先をこれでもかと打ちつけ、
トーストもまる焦げ。。。
 しかし、このアーサー・デントという男にとってその朝は、ついていないというレベルを遥かに超えておりました。
その朝彼は友人の一人がエイリアンで、地球人の英知を遥かに超えた宇宙人が決めた公共事業の建設予定地にある地球がまさに取り壊される事を知るのです。
かくして彼は地球壊滅の寸前で地球の外へトランスポート。
こうして彼は宇宙でただ一人の地球人として生き残り、わけも分らず時空をこえた宇宙でヒッチハイクの旅に出る羽目となるのでございました。

大人気の作品で、コアなファンが多いためこの作品の評価は海外では賛否両論ございます。

ブリティッシュジョークのせいか、はたまたテレビシリーズや脚本家アダムスの知名度が低いのか。。。
日本では話題にすらあまり上がらない映画のようにおもえます。

ですが、みなさま

映画がお好きの方には一度は見て頂きたい
作品なのでございますよ。
作品について申し上げたい事は山とございますが、
どうにもキテレツ、奇想天外で最終的にはめちゃくちゃな代物でございますから、ご覧になって頂くのが一番よろしいかと存じます。

外国のコメディ映画を好んでご覧になる方や、風刺がお好きな方は特に得にお楽しみ頂けるのではないでしょうか。

掘れば掘る程、いろいろ発見出来るのがこの作品の面白いところです。
小説をお読みになった方も十分お楽しみ頂けます。

今更でございますが注目の一本でございます。
まずは、この週末にでもレンタルしてみてはいかがでしょうか。

"The answer to the ultimate question of life, the universe and everything is 42." 


こちら映画の主題歌であり小説版のタイトルでもあります。
「さようなら、そして魚をありがとう」
地球は銀河ハイウェイの建設予定地に当たるので、工事開始に伴い取り壊される事がアルファ・ケンタウリにある出張所に50年前から公示されていました。イルカは公示を知っていて、親切にも人間にその事実を教えてくれるが、人間は愚かにもイルカの言っていることを理解できませんでした。そしてイルカは、「いままで魚をありがとう」。。
と地球をあとにするわけです。↓
So Long and Thanks for all the Fish

Hitchhiker's Guide To The Galaxy Movie Trailer


Hitchhiker's Guide to the Galaxy TV(episode 1 part 1)