みなさま、こんにちは。
Mrs.Burkeの部屋へようこそ。

ターザンを執筆したエドガー・ライス・バローズのSFファンタージ「火星のプリンセス」(1912年に発表)。
ファンタジーの古典的名作です。
これを映画化したジョン・カーター。13日の公開だったので既にご覧になった方も多いのではないでしょうか。
あの「ファインディング・ニモ」を手がけたアンドリュー・スタントンメガフォンを取りました。

ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品。
ディズニーは、本作マーケティングに約84億円、
製作費約200億円。
IMDbではほし17つの作品。

しかしながら、こちらの作品は既に「大変な事」で
有名になってます。

先月19日ディズニーはこの映画が赤字になると発表しました。
損失額は約166億円。本作の興行収入が約150億円弱。
映画20+ 件館所有者がその総額の約半分を
受け取ることになります。

もう少し分りやすく申し上げますと、
この映画は現在ギネスブックに登録されている
「最も興行赤字の大きい映画」
「カットスロート・アイランド」(1995)を超える
赤字になるかもしれないのでございますよ。

日本ではまさに公開ホヤホヤのこの映画。
今後世界各国で公開されて行きます。
ディズニーが赤字を出さない為には世界興行収入を
約480億円以上必要だと言われています。

取材陣に

「お金かけ過ぎたんとちゃいまっかぁ」

と聞かれた監督は

「僕は高額予算の映画しか撮った事無い。
だからこのやり方しか知らないし、作品を作るのにお金の事を
気にした事無い。」

と言ってます。
まぁ、作ってる現場の人間にしてみればそうゆうことです。
当初アンドリュー・スタントン監督の起用はアクション映画だったしやっぱり無理があったんじゃないの?
とか
こんだけの予算つっこんでメジャーな役者一人も使わないのにヒットさせるなんて神業スタントンには無理だった。
なんて言われましたが、現在責任追及の矛先は製作現場でなくディズニーの本社に移りました。
当然でございますね。
これだけの予算ですから、幹部が本腰入れてなきゃ立ち上がらないプロジェクトです。

今回責任が問われるべきはウォルト・ディズニーの会長リッチ・ロス
しかし彼はこう申しております。
「だってこれ前任者から引き継いだんだもん(てへニコ)。」
逃げました。。。

くぉらぁ、予算つけたのお前じゃろぉぉ

今回の失敗をうまく逃げたロス会長ですが、まだまだ安心出来ません。
来る5月公開のマーベル・コミックスの『アベンジャーズ』の配給権買収をしてますからこれから逃げる術はございません。
そして来年はロス会長がみずから製作を決めた
Oz: The Great and Powerful(オズの魔法使い全編)が公開される予定です。

さぁ、ロス会長の運命やいかに。。。
そして、映画「ジョン・カーター」はギネスブックに記録を残す事になるのでしょうか。

それではみなさま、ごきげんよう。