みなさまこんにちは。
Mrs.Burkeでございます。お元気ですか

本日は脱毛症の原因について考えたいと思います。

わたくしがこの病気になった時、症状が出る前に風邪をひきました。
もちろんその時は風邪としてお薬を頂いたんですけれど
後になって

「あの風邪は病気が起こる前兆だったようだね。」
「激しい脱毛症が発生する前にこういった予兆症状ってあるんだよー。」
と先生がおっしゃっていました。
まぁ当時の私は
「治んなきゃ意味がないのじゃぁー
ってな感じでしたね。
今になればそ「そうだったかもねぇ」と思いますが。
。。。。
正直、「だからなにさ」(ふん)ともまだ思います。
わたくしがどう思ってたかなどはどうでもよろしいので
さっそく本題に入りましょうね苦笑

脱毛症はある日突然ポコッと現れます。後で考えると
「何となく髪にこしがなくなってたなぁ。」とか
「すっごくかゆかったわ」とか
思うのですがその時はそんなに気にしないんですね。そしてある日丸くハゲている部分を見つけておよ泣と驚くわけですね。

10円ハゲだって嫌なものですが、この程度ですと大半の皆さんは病因にまでは行きません。それが大きくなったり、抜け毛の量が明らかに増え始めるとはじめて脱毛ってどこでみてもらうの?と思い始めるわけです。

お医者にいくと、正直イライライライラします。
理由は一つです。お医者様でも分らないのです。ですのでこちらが欲しい情報も治療ももらえないのです。

ですが、原因を探る事は大事です
膠原病や甲状腺ホルモンの異常ですとか髪が抜けるという症状をもつ深刻な病気があります。
ですので、そういった重大な疾患が発生していないか先ずはお医者で見てもらうと良いでしょう。

さて、そういった検査も終わってお医者様から
「あなたは円形脱毛症です。」かお(キリ)
言われたとしましょう。
わたくしの場合、腰まであった美し~いウェ~ビィヘアーキラキラ
10日かからずツルッパゲになりましたからね。

「円形?!顔 全ハゲのつるつるじゃわい

と先生に毒づきそうになったのを覚えています。(大人なので我慢いたしましたよ。)
そう、どのような形で髪がなくなってもそれは円形脱毛症なのです。
たくさん円形が重なって大きく脱毛しているように見えるのです。

さぁ、ここでもう一つ検査です。
この脱毛症でがあるか否かの判定です。
爪にほし(くぼみ。時にはくぼみが重なり爪に横線が入ったりします。)ができていたり、アトピー体質が幼少の頃より見られる方には遺伝的要素が多いようです。

遺伝的ではない人方は比較的早期に自然と治って行く可能性が高いと言われています。

((ご注意)) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
脱毛症の検査というのは血液検査でだけではございません。
生検(生体組織検査)もございます。この場合は皮膚を切り取ります。
結構大きいですよ、1cm ~ 1.5cm 四方のサイコロ型で取ろうとしますから
頭皮なんかだくだく血がでます。その後はもちろん傷口が大きいので
縫いますし、二週間後に抜糸です。
病院ではこんな小さな傷「ケッ」
くらいに扱われますが、日常生活レベルで考えてみて下さい。一センチ四方で皮膚と肉切り取るなんてすごい傷ですよ。
ひと針ふた針ぬって終わりじゃありません。痛いです泣き3
わたくしは正直、やらなければよかったかったと後悔しております。
結局確かな結果も出ませんでしたし、出たとしても原因は不明ということで病院の資料くらいにしかなりません。毛包周辺のリンパ浸潤が確認されたところで治療方針も特に変わる事はありません。
現在は傷は完全にふさがりまして少々痕があるだけです。でも、突然切り取った腰の傷からぴりぴりと痛みが走るときがあります。(頭部はあまり感じた事はありません。)
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お医者様や、ガイドラインはこのケースは比較的完治が速い。。とか色々言うのですが、あまりあてにならないと個人的には思っています。と申しますのも、この病気はほんとに個人差が多きのです。アトピー体質だから治りにくいかもしれないといわれてもさっくり発毛される方もいますし、わたくしの例の様にいつまでもツルツルの場合もあります。。

ちなみに私は遺伝体質ではないとはっきり言われまし。
そして、爆発的に脱毛が発生した患者はかなり早い時期に再生する可能性があると当初言われましたが、6ヶ月たったころあたりですかね

お医者:「君はぁ、時間かかるタイプみたいだね。」
なぬぅ泣
私:「せっ先生、長いってどの程度。。。うるうる
お医者:「分らない。でも年単位だね。」かお(キリ)
サラリと言われました。

さて脱毛の原因は何かと問えば、大抵の場合は
「分りません」。
色々とこんなのが原因ではないかと論文は出てはいますがそれを証明する方法も症例もありません。ですから治療法が見つかりません。

分っているのは脱毛症の患者の髪はなぜ抜けるのか。
それは本来は体を守るはずの免疫細胞Tリンパ球が自己抗原(確かではありませんがおそらくメラニン関連の蛋白だろうと憶測されています。)を攻撃しはじめるのです。ですから脱毛患者の抜け毛は攻撃を受けたために根元が途切れていたり鉛筆のように先が尖っていたりしています。毛周期で自然に抜けた髪とは違いますのですぐ判ります。生検査で何を見るかと言えば、免疫T細胞が毛包の周りに蜂の巣のようにむらがっている(リンパ浸潤があるか否か)かを確認するだけです。リンパ浸潤が確認できると「あなたは脱毛症に決定」と診断がくだるわけです。

私:「先生なぜそんなことになってしまったんですか泣
原因はなんなのでしょうかぁぁ泣き3

先生:「判りません」かお(キリ)

なぜリンパ球が誤作動するかは判っていません。昔はストレスが原因だ。。。などと言われていましたが現在はそれでは幼児の発祥原因の説明がつかないという説がありましてステレスは誘因であるが原因じゃないという先生がおられるかと思うと、もしかしたら原因かも。。。おっしゃる先生もいます。
また、アトピー性皮膚炎との関連が最近では注目を集めています。脱毛症の人間を集めたらアトピーの症状を持つ人も多かったという事だけでこれもなぜそうなのかはあまり明らかになってはいません。最近の研究では脱毛症やリウマチ、アトピー患者に共通した8つの遺伝子を確認したというような事がネイチャー紙に掲載されていたようですが、治療法が確立されたわけではありません。

というわけで脱毛症は自己免疫疾患の一つです。免疫疾患。。。代表的なのは花粉症ですかね。アレルギー全般がそうですが、免疫機能が過剰に働く事によって起こる疾患です。。
皆さんがよくご存知の花粉症。一度症状が出ると毎年くしゃみや鼻水に悩まされますよね。一度発生するとアレルゲンに触れた時また同じ症状が再発するのがアレルギーです。脱毛症が何が原因で何が誘因したのか分らりませんが、やはり一度なるとたとえ治っても再発の可能性は高いという事になります。

前回にも申し上げた事なのですが、「悩まないで!」とはわたくしは言えません。
わたくし自信、散々なやみましたし今でも考えちゃう時はあります。苦笑
でも、どこかで気持ちを切り替えてこの疾患とうまくつき合う工夫をする方向にご自分を向けてみませんか?。
いつ治るんだろう。。。と分らない未来、だれも答えを出してくれない事に悩み続けるのは辛い事だと思うのです。私は辛かったです。涙

この脱毛シリーズでは私がどのように脱毛症とつき合っているかを書いていこうと思います。大した情報もないのですが、多少でも皆様のお役に立てれば幸いです。

ではみなさま、ごきげんよう。


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