久しぶりに腹の立つニュースを読みました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070109-00000017-san-soci
国交省の多自然型川づくりは、河川が本来持つ生物の生育環境を生かし、
美しい自然景観をつくりだす事業。平成2年から進められ、これまでに直轄、
補助事業合わせて3万件近くが行われてきた。
平成14年度の場合、河川工事全体約5500カ所のうち約7割が多自然型
川づくり事業として実施されている。国直轄、補助事業だけで河川事業費は
平成14年度当初予算で約9800億円。約7000億円が多自然型川づくり
事業と推測される。
本来、多自然型川づくり事業が想定していたのは、河原に草花が生い茂り、
ビオトープ(生物の生息場所となるよう環境を整備した場所)がある川づくり。
ここまでは、なんかほのぼのしたお話だと思うんですが、
川が自然のまま流れ、コンクリート製の護岸は必要最小限にするはずだった。
この辺から雲行きが怪しく・・・
国交省河川局の諮問機関「多自然型川づくりレビュー委員会」(委員長・山岸
哲山階鳥類研究所所長)が、12年度から16年度に実施された河川の改良復
旧事業や災害後の大規模改修事業など101河川を調べたところ、全体の7割
でコンクリート護岸を使っていた。また9割では川幅が同じのまっすぐな川にな
っていた。
なぜ土の堤防をコンクリート護岸で覆ってしまったのか。調べた結果、自然の
素材に由来するなど、“自然に優しい”タイプの護岸を作ればコンクリートでも事
足りると工事担当者が誤解していた。国交省河川局の担当者は「誤解の蔓延
(まんえん)は予想以上」という。
でも、役所側からこんな結果が示されるのは、若干でも公務員の方々の意識が
変わったのでしょうか、ほんの少しだけ救われますが、何のためにお金を使うのか
またお金を出すのか・・・考えていただきたいです。