『レント』行ってきました@シアターオーブ
ミュージカルがお好きなお友だちには超お馴染みの名作
そうでないお友だちにざっくり説明すると、エイズが死の病だった20世紀末のニューヨークを舞台に、家賃(レント)を払えないような貧しいアーティストたちを描いたミュージカルです。
同性愛、エイズ、薬物中毒といったモチーフが、他人事ではない "我が事" として描かれているように思います。
オペラ『ラ・ボエーム』をベースにしているそうです。
作者のジョナサン・ラーソンがオフ・ブロードウェイでの開幕直前に突然亡くなったという悲劇も有名。
享年35歳とのことです。
ラーソン先生の貴重なお写真もありましたが、撮影の行列でじっくり見る時間は皆無でしたので後で拡大してみます↓
とにかく名曲ばかり。
英語わかんなくても心に染みわたるフレーズ、短い言葉の美しさ。
ミュージカル自体は複雑な内容ではないわりにけっこうわかりにくくて、私の場合は何回か見るたびに理解していく感じです。
そのへんも若者が作った作品らしくて良い、と思っております。
若い頃に出会いたかったミュージカル。
そしてブロードウェイ初演のネーダーランダー劇場で観てみたかったミュージカルでございます。
今回のJAPANツアーは来日キャストに混じって我らがクリスタル・ケイちゃんと山本耕史さんがご出演です。
おふたりとも、日本人キャストのなかで拝見するのとは違う側面が見えて良かったですー。
山本耕史さんの英語がすごい上手くて、外国で育ったのかとWikipediaで調べたところ、そうではなくお勉強なさったようで… 驚きました。
クリスタル・ケイさんのモーリーンはコミカルで可愛い。
このミュージカルには、魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
なかでも、エイズで亡くなる心優しい "エンジェル" はみんな大好きなのでは…