なんでそんなに泣く | Hobo Jungle  昭和のかおり ♪♪♪

 遅ればせながら、録画した第77回トニー賞をちびちび観ております。

 

 

私にとって今回のトニー賞の目玉は『メリリー・ウィ・ロール・アロング』

 

 

ソングライターのフランク、作家のチャーリー、劇評家のメアリー、ショウビジネスの世界で生きる3人の友情(の移り変わり)を描いたミュージカル作品です。

 

作詞作曲はスティーブン・ソンドハイム、1981年初演時の演出・プロデュースはハル・プリンス。

オリジナルの演出では、1976年のパーティーシーンに始まり1957年の学生時代に終わる「逆再生」ストーリーが観客に理解し難く、本公演は16日間で終了というキョーレツな商業的失敗に終わったそうです。

初演資料↓

 

作品の音楽に対する評価は高く、新演出版は日本でも上演されております。見逃して残念に思っております。

 

今回のマリア・フリードマン演出によるリバイバルでは、フランクがジョナサン・グロフ(グリー、春のめざめ、アナ雪、ハミルトンなど出演)、チャーリーがダニエル・ラドクリフ(ハリポタで超有名)、メアリーがリンゼイ・メンデス(私は回転木馬でノックアウト)。

繰り返しになりますがソンドハイム作品です。

…コロナ明け初の遠征を目指してチケット発売と同時に飛びつきました。

グッジョブ私。開幕するとすんごい人気でチケットはソールドアウトもしくは高騰。昨夜サイトを覗いたところ、残り少ないある日のお席は699から1499ドルでしたよ 不安不安不安

 

トニー賞では4部門(ミュージカル主演男優、助演男優、オーケストレーション、リバイバル)をゲット。

 

前置きが超長くなりましたが、受賞のジョナサン・グロフが泣くわ泣くわ、受賞前のインタビューでも涙ボロボロ。

以前調べた時は、ダニエル・ラドクリフもお稽古の時期、毎日泣いてた、と読みました。

泣きを狙ったようなストーリーではないのに、出演者が泣けて泣けて仕方ないミュージカルのようです。

大成功した俳優さんたちが、この作品のどこにそんなに泣けるのか ニコニコ

不思議な魅力と引力があるようでございます。

 

 

ちなみにメイン3人の印象が強く残りますが、キャストはたくさん。

11月のドネーション時期に観劇し、大枚はたいてゲットした全キャストのサイン入りプレイビルです。


Tシャツも2枚購入しました。