ベーリング海の一攫千金 | 空虚な戯言 

ベーリング海の一攫千金

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誰か知ってます? 『ベーリング海の一攫千金』って番組
マグロ漁船ならぬカニ漁船、何十日大海原でカニと格闘する話・・・
これがとても面白くて観ると夢中になってました
最近の寝不足原因です

まさに舞台が一緒の“蟹工船”、一時“蟹工船”から学ぶ
ビジネス的な話題も盛り上がってましたが
そんな要素も盛り込まれていたり、色々な人間模様が垣間見れたり
船の上の男の掟があったり・・・・
色々楽しめる要素が盛りだくさんです

船って色々物語や哲学的にも例えられたり
色々考えさせられる舞台ですが、陸から何百キロ離れて
そこにいるなんて想像しただけでブルブルしちゃいます
大袈裟に言うとそこは魚が生きる場所で人が生きる場所じゃないと・・
水が怖いとかそう言うレベルじゃなく単純に海は僕は苦手。

・・ っつうか 今日は誕生日でした。
慣れ親しんでる数字の並びに喜びを感じます、
全くリンクしない書込みだけど 笑




空虚な戯言 -cani2  

>>ベーリング海の一攫千金(ベーリングかいのいっかくせんきん 原題:Deadliest Catch)

>>アメリカ合衆国のドキュメンタリー番組。ディスカバリーチャンネルで2005年から放送されている。
>>ベーリング海のカニ漁の人間を追った番組で、現在までに4シーズンが作られた。


>>番組は、アラスカのダッチ・ハーバー沖にある広大なカニ漁場に出漁する船に同行。
>>10月はタラバガニ、1月はズワイガニと限られた漁期の間、命がけで海と戦う漁師たちを追う。
>>昨年は、優れた番組を顕彰するエミー賞にもノミネートされた。

>>~高波砕け 凍る甲板~

>>漁は大型のカゴを海に投げ入れ、それを後で引き揚げるという単純作業だ。
>>しかし、真冬のベーリング海は氷点下。強風が吹き荒れ、雨や雪が容赦なく降り続ける。
>>うねりで船は揺れ、ベテラン漁師でも数日間は船酔いに苦しめられる。
>>打ちつける波の高さは4階建てのビルほどもあり、30秒ごとに4000リットルもの海水が甲板で砕け散る。

>>海水が甲板で凍りつき、船の重量が増えるため、大型ハンマーで常に氷を取り除かなければならない。
>>甲板は滑りやすく、骨折する人もいる。低体温症に襲われて意識が朦朧(もうろう)となり、
>>誤って海に落ちれば15分で命を落としてしまう。カゴを海に落とす際に指を挟まれ、
>>切断してしまう漁師も少なくないという。

>>取材に同行したエグゼクティブ・プロデューサーのトム・ビアーズは
>>「波を食らってデッキにたたきつけられたし、肺炎にもかかった」と過酷な体験を語る。

>>それでも漁師たちは睡眠時間を削り、時には30時間ぶっ通しで働き続ける。
>>「カニ1匹取るごとに、25セント(約30円)の収入になる。それが何千匹にもなるから、
>>2か月働いただけで5万ドル(約600万円)の稼ぎになる」という。

>>撮影する側も命がけだ。毎シリーズ、約60台のカメラを投入しているが、塩分などで3分の2は
>>使い物にならなくなる。カメラマンは第3シリーズだけで18人が動員され、
>>各漁船には2台の固定カメラも設置された。シーズン中、カメラマンは平均36日間を
>>船上で過ごし、32日間、連続乗船を続けたつわものもいる。

>>同じエグゼクティブ・プロデューサーのジェフ・コンロイは「撮影には、カメラワーク以上にタフさが必要。
>>いくらいい映像が撮れても、港に戻って来られなければ意味がない。
>>疲労困憊(こんぱい)して気も荒くなる。最悪の環境だ」と打ち明ける。

>>それでも、ビアーズは「日照時間が短く、1日の大半を覆う闇の中、漁師たちのオレンジ色の
>>レインコートが船の照明に浮かび上がる。とても美しかった」と振り返る。

>>第3シリーズは、新米船長とベテラン船長との確執やエンジン故障にいらだつ漁師など、
>>より人間味あふれる内容だ。コンロイは「大金が手に入るかどうかは、海から揚げたカゴをのぞけば分かる。
>>スロットマシンのハンドルを引くようなもの」と語った。シリーズ化されるのも、うなずける。

>>(2007年9月19日 読売新聞)