<11月相場の振り返り>
9月・10月は完全な下降トレンドの相場だった。ところが11月はボラが極めて高いレンジ相場だった。
自分としてはこの切り替えに完全に失敗していた。
つまり9月から、正確には6月からはSから入って、比較的持ちっぱなしでも勝てた相場だった。しかし10月の末に底を打ってからはそうはいかない。うまくSとLを使って細かく回転させていかなければいけなかった。GU・GDにも対応できなかった。
はっきりしたトレンドが出ている相場とレンジ相場(=保ち合い)では取引の仕方を変えなければいけない。
場合によっては両建てもアリかもしれない。
トレンドが出ている時の方がなんとなく自分はとりやすかった。11月の取引では6月から10月までの相場の幻影に取り付かれ切り替えることができなかったのだ。
苦手なレンジ相場(=保ち合い)になってほしく無い心理が働いて、ポジションを長く持ちすぎてしまった。これが大きく勝てなかった要因だと思う。
一年の中でトレンドが出ている期間と保ち合っている期間を比べたら圧倒的に保ち合いの期間の方が長い。
おそらくこれから参加者が減り出来高が減ってくれば保ち合いの期間が今まで以上に長くなってくる。
ポジション持ちっぱなしでも勝てる相場はそうそうに来ない。
ファンダは最悪で中長期では下降トレンドを予想しているが、12月以降も基本はレンジ相場(=保ち合い)のつもりで取引に望みたい。
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