【想像力の大切さを考える】 | 郡上市 × リハビリテーション
- 日野原重明のいのちと生きがい/青春出版社
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「想像力の大切さ」
地域リハビリテーションに携わるようになって強く感じることの1つです。
これまでも色々な場面で感じることがあり,大切にしてきましたが,
もっと感性を高める必要があると感じます。
僕は想像力という言葉は2つの意味で大切だと考えています。
「ホスピタリティ」と「思考の展開」です。
日野原先生の著書の中に,「もしその治療をあなたの子どもに施したらど
うか、と医師に聞いてみたい」と題する一節があります。
内容は,医師の先生方が様々な社会的背景の中で,患者さんの人生を直接左右する
決断を下すことの本質について書かれています。
この質問は,相手の立場に立ってものごとを考えるために
一番的確な質問ではないかと思います。
あなたが患者さんならどう思いますか?
この想像力を高めることは,医療従事者だけではなく,
多くの職業の方が大切にされていることだと感じます。
ビジネス本でも読んだことある気がします。
そして,療法士としてもう1つ大切なことは,
1つの情報から想像力を働かせ,思考を展開することだと思います。
リハビリの短い時間だけでは見えにくい患者さんの生活全体を捉えるために。
自分自身の想像力を高めるにも,本を読み,人に会い,旅をしたい。
そう思います。