怖いのは、ウイルスよりも「人の目」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

おうち時間が増えて

みなさま、いかが

おすごしでしょうか?

 

もりのこ院長は

息子たちの学校行事や

地域のお祭りとかが

ないので

いつも以上に

いつも通りの毎日を

過ごしております。

 

マスクしてない人を

みると「ばい菌」扱いしたり

 

病院で働いている

ご家庭の子どもを

保育園に通わせるな、と

言ったり

 

かかった人を

悪者扱いしたり

 

「あの人かかったらしいよ」

「あそこの店、やばいらしいよ」と

デマや嘘が飛び交ったり

 

国民同士が不信になって

攻撃しあっています。

 

まるで、

第2次世界大戦中みたい。

 

マスクもね、

ウイルスを絶対に

防げるものでは

ないですからね。

 

好きならやれば

いいけど

他人に強要すべきでは

ないですよ。

 

ましてや

「みなさんもマスク

作りましょう」とか

もう、オエェ~、吐きそう。

 

戦時中に

「本土決戦に備えて

竹槍で敵を撃とう!」って

練習させられていた

ときみたい。

 

たいていの医療は

数年もすれば

「実は医学的根拠は

まったくありませんでした」

 

「実はあの薬や治療は

副作用が強くて

今は使用禁止です」って

なることが多い。

 

絶対に間違いない

医療なんて存在しません。

 

たいていの国策が

数十年もすれば

「あの時の日本の

政治家って何をしてたの?」

 

「なんで日本人は

それが嘘だって

誰も気づかなかったの?」って

子孫たちに笑われることが

ほとんどです。

 

今日は「大泉茂基」さんという

宮城出身の詩人を

紹介します。

 

私も直接会ったりした

ことはないのですが

 

私が使っている

古い糸車の

元の持ち主のおばあちゃんの

旦那さんだそうです。

 

この方はもとは

裕福な商人のもとに

生まれて

とても頭も良くて

ハンサムだったそうです。

 

ですが戦時中は

軍国主義の日本を非難して

兵隊にもいかず、

働きもせず

 

非国民扱いで

村中の人から村八分で

無視されて

食べ物も分けてもらえず

ご家族の方は

とても苦労したとか。

 

そして、終戦直後、

そんな田舎の村に

GHQがやってきます。

 

日本軍が各地に隠した

武器を回収する

目的だったそうです。

 

でも村には英語の

通訳ができる人が

誰もいません。

 

日本は長いこと

海外の文化や

外国語を教えてこなかったから

仕方ないです。

 

ですけど茂基さんは

独学で学んでいたので

話すことができました。

 

それまで大泉家を

冷遇していた

村長さんは手のひらを

返したように

接しはじめました。

 

まだまだ日本中が

食べるものがなくて

日々の暮らしに

困っていたころ、

 

GHQの人が

外国のめづらしい

お菓子や

ノートとかペンとか

本とかたくさんくれるから

息子さんは全く困ることが

なかったそうです。

 

それでも

茂基さんは

そんな仕事が

嫌だったそうです。

 

他の通訳の仕事の人たちは

GHQからもらったものを

横長しして

財を得たり

良い身分を得ていくのに

 

そういったことも

なかったとか。

 

その後、茂基さんは

NHKの教育番組で

海外の詩と音楽を

紹介する番組の

構成をまかされるように

なります。

 

今でいえば

半分、公務員のような

すごい安定した

仕事です。

 

ですけど、

これも数年で

飽きちゃって

辞めてしまいます。

 

最初はNHKの資料室にある

海外の分厚い書籍を

読むのが楽しくて

通っていたそうですが

 

それも飽きちゃって

1年分の放送プログラムを

作ってしまって、

辞めてしまいました。

 

それから、

生計のために

仕事をすることは辞めて

作家活動に専念します。

 

茂基さん自体は

昭和34年に43歳の

若さで亡くなられました。

 

私は茂基さんの

お話を聴いたときに

 

「美しいと感じることだけ

やり続けたい」と

思いました。

 

多少、苦しいことに

なるかもしれないけど

 

自分がバカバカしいと

感じることには

手を貸さない。

 

茂基さんが

今の日本を

みたらなんと言うので

しょうね。