「いのちはひとつ、人生は一回、だから命をすてないようにね」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

この方(直接

お会いしたことは

ないですが)の言うことに

とても共感できたので

シェアします。→

 

いまでも助産の

現場には戻らないのですか?と

言われます。

 

戻ってみたい気持ち半分、

まだそこまで

捨て身になれない

気持ちも半分、

 

私の究極の理想は

「助産師の存在を

忘れるような

自立と自信のあるお産」

 

私がいるから

良いお産ができるので

なくて

 

妊娠中にしっかり

心と体づくりができれば

誰がとりあげようと

自分らしい産み方が

できると思っているので

 

今は、そっちのほうに

気持ちが向いています。
(養蚕も糸紡ぎも

もっとやりたいし)

で、この方の

ブログのどこに共感

したかと言うと

 

病院でのお産の管理、

考え方と言うのは

「人を殺さないための医学」

だったなぁと。

 

お産も、死と隣り合わせです。

 

昨日までぴんぴんしていた

ママがまだ幼い上の子を

残してあっけなく

亡くなるとか、

 

さっきまで心音も

聴こえていて

胎動もあったのに

次のときには

もうダメだったとか。

 

医学的に原因が

分かることもあるけど

 

ほとんどのケースが

誰も悪くない、

誰の責任でもない、

そういう命だったと

思うしかないような

 

老人以上に

死神は残酷に

何の落ち度もない

若い人の命を

奪っていきます。

 

私はなかでも

特に命(死)に対して

憶病です。

 

医療者はとにかく

殺さないため、

 

自分たちの落ち度や

責められることがないよう

管理します。

 

私はそれに耐えられなく

なってしまったんです。

 

死なせないことは

何より大事だけど

 

でも、そのために

あらゆることを

後回しにして

切り捨てていくことが。

 

私は

「殺さない医学」でなくて

「生かす医学」をやりたい。

 

妊娠中、もしくは

その前から

出産や子育てを

人任せにしないで

 

自分の身体と心の

ケアをして

産む力・育てる力を

高めて欲しい。

 

今は仕事をしている

妊婦さんも多くて

妊娠中に‘死ぬほど’

働いている人も

少なくないけど

 

ちゃんと休んで

ストレスためないように

温めて、

自分の身体と心を

死神に乗っ取られないように

して欲しい。

昔、ある人が

「家畜と人の違い」に

ついて言ってました。

 

「家畜は食うためだけに

働く。

 

食べさせてさえ

もらえれば

何でもいい。

 

それ以上、仕事を

工夫したり

言われた以上のことを

しようなんて

知恵も回らない。

 

自分の命の権限は

自分にない。

生きるも、死ぬも

飼い主まかせ。

 

人間は、

自分で生きるための

衣食住を自分で創る。

自分と他者への

愛と喜びのため。

 

お金にならないから、

食べていけないから

価値がないと

創ることを辞めてしまったら

人間じゃなくなる。」

 

忙しいから

お風呂とか

入れないとか、

 

お金ないから

高い靴下なんて

買えないとか

言っている場合では

ないです。

 

ベビーカーとか

高い補正下着とか

買わなくていいです。

 

将来のために

学資保険とかも

いらない。

 

お祝いもらったら

貯金しないで

自分の身体と心の

健康のために

使って下さい。

 

お医者さんに何も

教えてもらってないから

何もできない、じゃなくて

 

今はちょっと調べれば

家にいながらできるような

妊婦さんのための

運動とかもありますから

 

テレビとかSNSの

情報に毎日振り回されて

不安になるのでなくて

 

お腹の赤ちゃんと

しっかり繋がって

お産を迎えてください。

どこにでも

出かけられない、

 

母親教室やヨガ教室とか

通いたかったど

どれも中止、

 

不安で友達とか

実家とかに頼りたいけど

会いに行くわけにも

いかない、

 

一人で家にいて

自分ではなすすべが

ないと思っていても

 

今日、あなたが

何を食べるのか、

お風呂に入るのか

身体をどう動かすのか、

何を感じるのか、

どんな未来を

夢見るのかが

 

命を守ることに

繋がります。

 

今までも

安産のための

おすすめの

記事は何回も

書いてきましたから

同じことしか

言えませんが

 

①冷え取り強化!
(半身浴長め、足湯も湯たんぽも、

天然素材の締め付けない

靴下、腹巻、スパッツを。

 

産後も使えるから

どうせ夏も冷房ガンガンの

室内に籠りっきりに

なるから早いうちに

買ってください)

②食べ物はよく噛んで

食べる。

一日1時間以上歩く、

もしくはスクワット、

開脚ストレッチ。

 

③一日、15分でも

いいから昼間に

目を閉じて横になる。
(頭を休める)

 

③お産する病院以外で

近所で

頼れそうな助産師さんを

1~2人、みつけておく。

 

実際に世話にならなくても

いいから

 

電話だけでもいいから

 

「助産師さんを探していて

どんなケアを受けられるのか、

 

生まれたら自宅まで

来てもらえるのか

調べておきたくて…」と

問い合わせしてみて

声だけでも聴いておく。

 

日本助産師会リスト

 

あとね、女優の杏ちゃんが

素晴らしい歌を

動画で配信していました。

 

最初のフレーズだけでも

何回も繰り返して

ください。

「いのちはひとつ、

人生は一回、

だから、いのちを

捨てないようにね」

 

これからの時代に

子どもを育てる

お母さん、

男の子であろうと

女の子であろうと、

 

「家畜的生き方」を

させてはいけないですよ。

 

逃げなさい、

隠れなさい、

優秀であろうと

しない、

 

誰よりも

しぶとく生き残るように

ポンコツであれ!