岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。
ようやくもりのこ院長
ファミリーの
長かった夏が終わりました。
何がって
３月まで楽譜も読めなかった
超文系・オタクの
中学生の息子が
吹奏楽部に入ったのですよ。
土日には
親も練習の当番があったり
弁当作ったり
夜遅いと
迎えにいったり
コンクールでは楽器を
一緒に運んだり
熱中症も日焼けの
心配もないけど
結構、思った以上に
大変な上半期で
ございました。
今年は地区大会で
優勝したから
県大会に出場できました。
残念ながら
金賞は獲れず
東海大会の出場は
逃しましたが
部員も少ないなか
よく頑張りました。
今年は屋外競技の
テニスとかサッカーとかも
岐阜は気温が高くて
練習も十分に出来ず
試合の条件も悪くて
なかなかコンデションを
保つことが難しかった
でしょうが
吹奏楽でも
少なからず
影響を受けていると
感じました。
吹奏楽部は
圧倒的に女子が
多いです。
男子とは違い
生理がはじまれば
日によって
体調やメンタルに
むらも出てきます。
普段は田舎の娘さん
たちなので
ジャージ着て
田舎の公立の
中学校だから
クーラーの使える部屋は
ほとんどなく
扇風機か
自然の風のなかで
練習していますけど
コンクールの日は
スカートに生足、
行きのバスは
クーラーがんがんに
冷えているけど
着いたら
空調が悪いところで
準備&待機。
クーラーで寒いくらいな
場所と
屋外をいったり
きたりしていると
コンクールに出ない
大人でさえ
なんかボォ～っとしてくる。
地区大会のときは
まだ（高山だったし）
夏のはじめのほうで
体力もあったから
テンションも高かったし
勢いで乗りきれたけど
県大会の練習で
ずっと朝練もあったり
夜も寝苦しくて
疲れも溜まって
中学生ですから
冷たいアイスとかも
たくさん食べますし
どうせ、ゆっくり
風呂にも入らない、
そんななか
緊張高まる
コンクールの日に
「生理きちゃった」
「今日は二日目」
なんて日にゃあ、
そりゃ
ぶっ倒れるでしょう。
今回も同じ学校の子で
あと数分で
本番というときに
具合が悪くなって
しまった子がいて
それはそれは
冷や冷やしました。
こういうときに
具合悪そうに
していたら
冷たいスポーツドリンクを
がぶ飲みさせるのは
良くないです。
余計に糖分で
血液が濁ります。
せめて、自然塩を
なめさせるか
出来たら梅酢ドリンク。
一番いいのは
汗かいていても
ちょっと熱めの
「梅しょう番茶」を
ぐっと飲む。
頭や脇などは
冷やしますが
お腹とか
足首まわりは
腹巻、レッグウォーマーで
温めてやったほうが
いいです。
（こういうときに
道具なくても
靈氣が使える人がいたら
いいですね。
医務室まで行かなくても
その場でなんとか
できる。
一家のお母さんも
学校の先生も
靈氣持っていると
本当にいいです）
中高生が
天然素材の腹巻を
自分のおこづかいで
買うのは難しいですから
こういう体調管理は
おうちのお母さんが
気にかけて
あげてください。
お母さんが
普段、ゆっくり湯船に
浸かる習慣がない
ご家庭の娘さんが
お風呂に入る
わけなんて
ありません。
お腹やおしりを
触って
手のひらよりも
冷たいようであれば
それはそのまま
骨盤のなかの
温度と同じです。
子宮や腸も
同じように冷えています。
一番、人生で
若くて代謝の良いお年頃に
すでにそんなに
冷えていて
生理のたびに
痛み止めに頼るようでは
だいぶ、やばいです。
今は夏用の
薄手の
若い子にも
ダサくない
お洒落でかわいい腹巻
たくさん売ってます。
うちの高校生女子に
人気なのはマリーネ
薄手だから
なな夏の服装にも
外側に響かないのだけど
くしゅくしゅ丸まって
こないって。
あとはドロップスの木
で
買える「大法紡績」の
内側絹外側ウールの
腹巻つきの
太ももまであるスパッツ。
これは生地がよく
伸びるから
小学生から
高校生くらいまでなら
ワンサイズでいけます。
昼間は暑くて
そんなの
履いてくれなくても
夜、クーラーや
扇風機をかけて
寝ているなら
腹巻、レッグウォーマーは
つけて寝るように
したほうがいいです。
日頃の積み重ねが
月に一回の
生理を楽にしますし
小さいころの
積み重ねが
将来赤ちゃん産むときに
繋がっていきます。
冷え取りはメンタルも
強くします。
すごい緊張する
場面でも
下半身に血液が
めぐっていますから
心臓がドキドキ
しすぎて
手が震えて
本来の力が発揮できない、
みたいなことは
あんまりありません。
普段、こういうことに
注意して
暮らしていない人が
いざというとき
腹巻もレッグウォーマーも
持っていることなんて
ないですから
普段から
「冷えとりやっていると
やっぱ違う」と
実感してもらうことが
大事です。