助産師&針灸師の
加藤祐里です。
息子が空手を習っています。
色んな技がまんべんなく
できるよりも
確実に一本、
理想の形でポイントをとれる
「決め技」を持っているほうが
いいです。
同じように
施術家でも
助産師でも
あれもこれも
出来る人よりも
「こういうお困りごとに
関しては、
あの人に任せよう」と
得意分野がはっきり
していたほうがいいです。
どんな施術をするか、
商品の内容以上に
「どんなことで
悩んでいる人に
特に効果を発揮するのか？」
私はこういうお客さんを
「ど真ん中のお客さん」と
よんでいるのですが
まだ見ぬ未来の
`ど真ん中のお客さん’ですが
実は、出会いの秘訣は
「過去」にあります。
例えば、
あなたは小さいころから
親や身内、友達から
どんなことを相談されたり
お手伝いでも、
学校の係でもいいですが
どんなことを
頼まれることが
多かったですか？
また、あなたが今まで
理想的な関係を
築くことができている、
こんな人のようになりたい、と
憧れた人などは
どういうきっかけで
仲良くなって
どんな人柄や言動に
その人の素晴らしさを
感じましたか？
それぞれ１０個くらいづつ
あげていって
欲しいのですが
結局、小学生の時も
大学生、バイト先、
社会人になって
同僚やお客さんと
関係を築いていくときも
似たような人や
似たようなパターンで
人は距離を縮めていきます。
もっとたくさんの人に
自分のサービスを
受けてもらいたいと
想いがちですが
あなたに頼みやすいことって
けっこう、決まっているし
自分のど真ん中って
けっこう狭いし
逆にそれ以外の人が
無理やり入ってきても
結局、消化不良で終わるだけ。
看護師・助産師も
どんな患者さんも
わけ隔てなく
対等に接しなくてはいけない、
助産師も
妊産婦だけじゃなくて
思春期・更年期も
女性のライフサイクル全般を
フォローできなくては
いけない、とか
言われますけど
正直、得意不得意は
ありますとも。
（人間だもの）
自分のど真ん中の
お客様と出会えた時、
それはまるで運命の人と
一瞬で恋に落ちる
一目ぼれのような
感覚が生まれます。
逆に自分のど真ん中を
はっきりさせることが
出来ていない人は
誰に会っても
ときめきなんて
起こらない。
水族館で
ただ‘無意識’に
イワシの大群を見ているだけだと、
どの魚も同じようにしか
みえない。
だから、お客さんにも
自分の想いや情熱が
伝わりにくい。
例えば、同じような
金魚にみえても
あっちの金魚と
こっちの金魚の
尾びれの形や
模様や顔の
違いが分かるくらい
愛情持って金魚を
かわいがれば
さすがの金魚にも
愛は伝わります。
お客さんも一緒です。
「自分はこういう
悩みの人を減らして
こんな理想の世の中を
作りたい」と
意識を持って
自分の目指していきたい
方向性をはっきり
させてみてください。