岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。
こちらのブログを
読んでくださった方が
「思わず、
泣きそうになって
一生懸命
涙をこらえました。
今まで人より劣った
自分はこれではいけない、
と責めていたけど
そういう自分でも
良いんだと
とても心がほっとしました」と
感想をくださいました。
技術の伴う仕事は
ついつい、
「○○が出来る。上手い」
という部分をアピール
しがちですが
顔のみえる関係で
お客様と信頼関係を
築きたいのであれば
お客様はあなたの
仕事の技術や才能以上に
人柄に魅せられて
「この人に会ってみたい」
「あの人に紹介したい」
「これについて
教えてほしい」
「この仕事を任せたい」と
人の輪が広がっていきます。
売り上げをあげるために
小手先の集客テクニックに
頼るのは
「打ち上げ花火」
みたいなもの。
そのときはインパクトあるし
注目度も高いけど
毎日、続くと飽きるし、
やかましいだけ。
でも、
たった一人の理想の
お客さんに出会うのは
「暖炉のような
温かくて、優しい灯」
その人の言葉、志が
硬く冷えた心を
じわ~と溶かすように
あきらめそうになるときも
誰もまわりが
理解してくれないときも
あの人の言葉を
思い出して
心に火がついたり
思い出すだけで
ホッとするような
お客様にとって
そういう存在でいることは
自分にとっても
エネルギーを消耗しません。
やればやるほど
元気になって
ヤル気が満ちてきます。
不思議なのは
こうやって過去の
隠しておきたかった
自分をブログなどで
書いたり
誰かに話せるようになると
それをまったく
読んでいない
お客さんから
問い合わせがきたり、
仕事が増えたり
することです。
自分のなかの
‘みえない心の壁’が
崩れて、
今まで否定していた
自分に対して心が開くと
自然に人が寄ってくるのかも
しれないですね？
これは小田さんから
教えていただいた
ワークのひとつなのですが
自分が人生でどん底や
汚点と思った出来事を
どんなことがきっかけで
そこから這い上がって
これたのか？
そのことを通して
何を学んだのか？を
書き出していきます。
例えば、
私の場合、
長男が３歳の時に
発達障害ではないかと
とても悩みました。
そのときは
「私が小さく
産んでしまったせいだ」
と自分を責めることしか
できませんでした。
ですが、
長男の子育てを通して
自然療法に出会い、
マニュアル通りの子育て
にこだわらなくていい、と
自信を持てるように
なりました。
たぶん、
何も問題なく
無難に、たくましく成長した
次男ではここまで
真剣に悩むことは
出来ませんでした。
そのときは
「お先真っ暗」と
しか思えなかったけど
あの時の私が
悩んだおかげで
今の私がいます。
過去の暗い自分に
明るい光を灯せるのは
今の自分です。
お客さんが
思うように集まらない、
もっと新しい技術や
サービスを取り入れたほうが
いんじゃないか、
もっと頑張って
ブログ書いたり
自分の写真をあげたり
「いいね」を押さないと
いけない、
やりたいことと
お金のバランスに
もやもや悩むとき、
焦って動く前に
自分の人生の「棚卸」を
してみましょう。
今までの自分では
価値がない、
失敗した、
汚点と思っていることこそ
お客さんは魅力と
感じています。