岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。
昨日は九州福岡から
「矢部川流域プロジェクト」の
石永節生さんに
お越しいただき
「住環境から学ぶ
ほんとうの健康」に
ついての
お勉強会でした。
もりのこ針灸院も
5年前に家を建てるときに
相当こだわって
身体に害のない
家づくりをしたのですが
一回、建ててしまうと
そのあとは
あまり考えなく
なってしまいます。
確かに、名古屋に
いたころに比べると
子どもも私も
比べる必要がないほど
身体も人生も
好転したから
住環境には大満足
していたのですが
また一から家を
建て直したいと
思えるほど
「目からウロコ」の
内容でした。
石永さんのお話は
家を建てる予定の
ない人にも
ぜひ聴いていただきたい
お話でした。
特に
賃貸とか同居とか
自分では住まいを
選べないような人ほど
思わぬところで
被害を受けています。
多動だったお子さんで
「できすぎ君」を使った
ベッドにかえたら
自然に落ち着いて
生活できるようになった、
という子がいたそうです。
塾などの内装を
「できすぎ君」に替えたら
子どもたちの学力も
あがったとか。
子どもや赤ちゃんは
家のなかで過ごす
時間も多いし
大人より呼吸の回数は
倍以上で
有害なものを解毒する
力も弱いですから
家のなかの空気に
よる影響をおおいに
受けています。
いくら家のなかで
空気清浄器を
まわしても
お布団、押し入れ、
箪笥の裏とかから
カビやダニが
発生し続ける状況が
続いているような場合、
ただ換気して
清潔にするより
それらがなぜ発生
しやすくなるのか
日当たりの問題、
断熱の問題、
調湿の問題、など
根本的に考え治していく
必要があります。
空気も水もよくて
おだやかな郡上でも
子どもの問題に限らず
癌、アレルギー、うつ、
の人はたくさんいます。
いくら食事に気をつけたり
冷え取りを熱心にやったり
病院に何年も通っても
結果がでないような人は
住まいについて
考え直して
みる必要があるかも
しれません。
建て替えたりするような
経済的な余裕がなくても
寝室の一部に
「できすぎ君」を
置いてみたり
まくらに自然な
「い草」を使って
みるだけでも
違ってくるかも
しれません。
何よりも
「私には関係ない」と
知ろうとしないことが
一番怖いと思うのです。
石永さんは
ただ「できすぎ君」や
「い草」を使った
新しい商品を売って
自分が儲けるために
全国を飛び回って
お話をされているわけでは
ありません。
生産者さん、
日本の自然、
ゴミのでない暮らし、
循環していく暮らし、
加工技術、
和の文化を
守るために
活動されています。
服部みれいさんの
ブログにも書いてありましたが
私たちはこのままの
暮らしや価値観を
続けていれば
確実に地球の資源を
使い果たし
破滅の方向へ
進んでいくと
言われています。
「月に20万円の
稼ぎしかない人が
30万円使って
平気でいる」
状態だそうです。
みれいさんが
「わたしが恐ろしいなと思うのは、
それについて、
大勢の人が知らないこと、
知っても他人事のように
感じてしまうこと、
行動にすぐに
移せない人が多いこと、
思考停止に
なってしまうこと、
そうして、大して悪いこと
しているわけじゃないのに、
結局「破壊の側」に
善良な人が
組み込まれてしまっている
という事実です。」と
言っています。
石永さんは全国で
お話し会をされています。
一回3時間では
足りないくらいですが
何人か集めてくれたら
ご自宅などでも
開催して下さるそうなので
興味のあるかたは
問い合わせてみてください。