好きなことが「仕事」に変わるとき | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

今日は「仕事とは」
について
がっつり語った日。

例えば、最初は
これ楽しい!
興味がある!
やってみたい!と
思ってはじめたことが

「仕事」になる
境目ってなんでしょう?

ものづくり作家さんで
あれば
自分の作りたいもの
だけ作っていれば
いいわけでなく

自分はそんなに
興味がなくても
お客さんや
社会から求められるものを
優先して作らないと
いけなくなるかも
しれないし

趣味であれば
作りたいと思う時に
作りたいだけ
作ればいいけど
「仕事」になったら

期限があって
ノルマができます。

自分が楽しいか
好きか以上に
「相手目線」
「世の中目線」で
責任を果たしていくことが
「仕事」

究極、
嫌いなことでも
なんとか自分に
折り合いをつけて
続けていく、

もしくは
苦手だったけど
何回も繰り返していくうちに
得意になるとかが
「仕事」

仕事に求めるものが
「お金さえもらえればいい」という
状態は
やはり愛がない。

仕事に求めるものや
みている立ち位置や
視野が変わってくると

「相手目線」
「世の中目線」
「未来目線」

多少、気が向かないときも
自分のやっていることが
世の中のためになって

お客様の喜ぶ顔が
みたいと思えば
気持ちを切り替えることが
できるし

「これを成し遂げるために
自分は生まれてきた」

「お役にたつことができて
有難い」と
仕事に対して
自分の使命をみいだして
いくことができます。

そのときに
自分のやりたいことじゃない、
想像していたのと違った、
気持ちが変わったからといって
結局、続けられなく
なってしまう人と

ほかの誰も
真似できないような
素晴らしい技術や
感性を身に着けていく人の
違いは何なのか?

私はまずは
「体力」だと
思っています。

いくら好きで
夢中になれることでも
寝る時間や
ちゃんとご飯を
作って食べる時間を
削りだすと
仕事のパフォーマンスが
下がってきます。

では、そのためには
何が必要かというと
「時間」
「空間」
「お金」
「人間関係」を

自分にとって
心地よく維持できるように
バランスよく整えていくこと。

主婦であれば
服を作りたくても
家でミシンをする
時間と場所を確保する
必要があります。

最低限の生活が
確保できるように
安定した収入があってこそ
好きなことを
楽しめる余裕が生まれます。

女性はとくに
ただ自分だけが
やりたいことを
自由に出来れば
いいのでなくて

作ったものが
すぐに売れるとも
限らず
上手くいかない時期に
それでも自分を
信じてくれて
応援してくれる人も
必要です。

夫や両親など
身近な人にそれを
やることを
理解してもらいたい。

一緒に楽しめる
仲間と共感したい。

多少、それらの
どこかが上手くいって
いなくても

「私は好きなことを
夢中でやっている」という
気力・体力が
みなぎっていれば
なんとかカバーできると
思います。

逆に
いつも何をはじめても
中途半端で
自分が納得いくまで
成し遂げることが
できないという人は

作ったりする
行為そのものより

ほかのことで
忙しくなってしまって
それをする時間がないとか

自分が作業する
場所がないとか

お金で結果がでないとか

旦那が理解してくれないとか

「時間」「空間」
「お金」「人間関係」の
部分でバランスを
崩しやすいのでは
ないでしょうか?



この写真は20年前の
ブータンの様子を
記録したものです。

今ではずいぶん
近代化もすすんで
自給自足的な暮らしを
している人は
減ってしまったそうですが

国をあげて
経済的な
豊かさよりも
心の豊かさ(国民総幸福)
大切にしています。