助産師&針灸師の
加藤祐里です。
「愛」とは
ただ愛おしくて
許せて
憎めなくて
いないと寂しく
感じる存在。
「自分を愛す」とは
自分は
誰の、何の
役に立てていなくても
生きているだけで
許されていると
感じれること。
例えば
自分のペットが
血統書がついているような
立派な犬種でも
なければ
芸もしないし
無駄吠えばかりで
賢くもなくても
それでも
いなくなったら
悲しいし、
何にもできないところが
逆にかわいく
思えたりもします。
ほかの人に
とってみれば
どこがいいのか
良く分からないけど
自分にとって
かけがえのない、
変わりが効かない存在。
それが「愛」です。
※「執着」はまた違うので
いつかお話ししますね。
生まれたての
赤ちゃんは
人生で最大に
「愛」であふれていると
いいます。
誰もが赤ちゃんをみると
癒されて
泣いていれば
放っておけなくて
お世話をしたくて
抱きしめたくなる。
何にもできないからこそ
何かしてあげたくなる。
そういう存在が「愛」です。
すごい達者な芸も
できなくていいし
力もいらないような
小さい小さい
トイプードルのような
存在なのに
なぜか
自分が警察犬や
もしくはサーカスで
働く動物たちのように
人の役にたって
バリバリ働くような
犬にならないと
いけないと思っている人が
たくさんいます。
トイプードルに
求められるのは
ただただ、
かわいらしさ。
温かくて
やわらかくて
人懐っこくて
時々、イタズラして
困らせるところも
かわいいし
ご主人様を信頼して
自分は守られて
愛されている存在で
幸福感に満ちて
そこに存在していることが
役割で
番犬にも闘犬にも
なる必要はない。
「愛」じゃないとは
自分の適性を考えずに
一生懸命
シャパードや
土佐犬目指して
賢くなろうとしたり
強くなろうとしたり
大きく見せようと
しているとき。
何も頑張らなくても
結果も出せなくても
理由も条件もいらない
ただただ今日
生きているだけで
私は喜ばれる
存在なのだと
認めてください。
家のローンもあるし
旦那も安月給だし
私も働かないと
いけないのに、
自分は何もやってない、
主婦なのに
家事ができない
自然育児したいのに
母乳だけで
育てられない、
結婚したのに
子どもができない、
子どもも一人じゃ
足りなくて
二人、三人、
もっといたほうがいい、
せっかく○○の資格を
とったのに
活かせていないし、
起業したのに
稼げない
クラスとかイベント
しても人が集まらない
ブログ書いても
反応もないし
人が感動するような
賢いことも書けない…
とか思っている人、
自分に求める
理想が高すぎて
自己否定が強くて
「愛」が足りなくなっています。
自分に「愛」が
足りないから
ほかの人を救ったり
困っている人の
役に立ちたがったり
お洒落で、素敵で
みんなが憧れるような人を
目指そうとして
「すごい~」
「さすが~」と
言ってもらって
承認欲求を満たそうとします。
何も目指さないで
よろしい。
明日もあさっても
一週間後も
なんの努力も
向上心もいらない。
起きたくないなら
寝てればいいし
掃除も料理も嫌なら
何もしなくていい。
貯金も節約も
ダイエットも
若作りも
我慢もしなくていい。
思ったことを
言葉にする。
食べたいものを
食べること。
嫌な人とは
離れること。
一緒にいたい人を
大事にする。
会いたい人に会いに行く。
自分の今、感じている
感情を味わうこと。
人の世話や心配でなくて
自分のやりたいことを
実現してあげて
やりたくないことを
やめること、
それが「自分を愛する」こと。