赤ちゃんの飲めないトラブルも「冷え」が原因です。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

今から20年近く
前の話だから
いまだにそんなこと
やっている医療者も
いないと思うのだけど

年間1000人以上の
赤ちゃんが生まれる産婦人科で
働いたときに

助産師がとにかく
少ない病院で

ほかの新生児室や
産褥(産後のママ)のケアは
看護師さんが担当していました。

新生児室のスタッフは
ほかの病院で
赤ちゃんの集中治療室に
勤めていたような
ベテランスタッフさんが
おもに担当していて

新生児室のやり方に
助産師が
意見したりすると
良い顔しない?雰囲気も
ありました。

そこの病院は
生後8時間で最初に
糖水をあげて
吐いたりしなかったら

つぎの授乳でミルクをあげて

その次まで
吐かなかったら
初回授乳・母子同室を
はじめられるという
規則でした。

元気でまったく
問題のない子も
基本的には
時間授乳・夜間は新生児室に
預けるシステムでしたから

ほんとう、今思えば
ママのためにも
赤ちゃんのためにも
スタッフのためにも
ならないやり方だったなぁと
思います。

医学の世界では
あとにならないと
良いのか悪いのか
分からないことは
いっぱいあるので
仕方ないのですねど。

赤ちゃんが吐いたり
飲めなかったりが
続くと
ベテラン看護師さんは
自己判断で
赤ちゃんの胃のなかに
残っている残留物を
吸引するんですね。

こんなに羊水とか
汚い残留物が
残っているから
まだ飲めないだの、

また吐くから
同室は無理だの、

なんだかんだと
異常兆候をみつけて
どや顔してたな…。

で、もっと飲めないと
鼻からチューブをいれて
毎回、胃のなかを
きれいにして

体重も減ってきて
おしっこも減ってくると
肝機能とかまで調べるために
赤ちゃんを採決して
内臓に異常がないか
レントゲンまでとって
点滴までして…。

その病院をやめたあと
色んな病院で働きました。

どこの病院も
あんまり看護スタッフが
よけいなことをしない
方針だったこともありますが

赤ちゃんが吐いても
「また、吐いたね」

ミルクを全部飲めなくても
「残しちゃったね」

ふつうに同室してたし
吸引なんて
ほとんどしなかったし

飲んだ羊水が腹のなかに
残っていたとしても
ある程度吐ききって
時期が来たら
大丈夫ってわかっていたので

ほかの症状がないかぎり
点滴まで打つような子は
めったに会いませんでした。

ましてや完全母乳を
目指していた
産科で働いていたときは

おっぱい以外のものを
足すような子は
10%もいなかったので

もっと「赤ちゃんの
飲めないトラブル」は
少なかったです。

よけいなミルク・糖水を
あげれば
あげるほど
飲めなくなるし、

よけいな医学介入
すればするほど
おかしくなります。

先日の矢島床子助産師を
囲む交流会でも

あるベテラン助産師さんが
「正常を何人も観ているから
異常が分かるようになる。

長い間NICUで働いていて
異常の子ばかり
看ていた助産師さんが

いざ正常児のケアをするときに
それまでの経験が
役に立たなかったと言っていた。

ここまでなら
様子をみれるけど
ここから先は
何かしらの処置が必要、

異常にならないために
薬や治療に頼る前に
何をすべきかなど
判断をつくように
なるには

正常例を何人も
みないといけない」

医学の世界には
根拠なんてないのに

ずっとこの病院は
このやり方でやってきた、、

先生がこの薬が
好きだから
(それ以外に勉強してないから
知らない)

そうやって先輩から
教わったから、

新しいものを買う
お金がない、

新しいやり方を
取り入れる時間がない、

という理由で
悪い習慣を続ける
傾向があります。

新しいスタッフが入って
意見しようもんなら
無視されたり
冷たくされたりします。

初期嘔吐が頻回で
寝てばかり

なかなかおっぱいを
くわえようとしない、

便秘、といったような
赤ちゃんは「冷え」ています。

お産が難産だったような子は
特に飲めるように
なるのに時間がかかります。

夏だから
熱中症になってはいけないと
赤ちゃんも薄着で
クーラーの真下に
置かれている子もいますが

赤ちゃんの平熱は
36度後半~37度前半。

赤ちゃんの足首を
触って
大人の手のひらより
冷たく感じるような子は
冷えています。

36度前半~35度台の状態が
続くと
腸の動きが悪くなったり

飲んでいるのに
体重が増えないとか
病気じゃないのに
心配な子、になりかねません。
一番はママが妊娠中に
きちんと冷え取りすること。

赤ちゃん用の冷え取りグッズも
あります。
シルクふぁみりぃ

大法紡績の
赤ちゃん用の冷え取り
タイツは腹巻つきで
とても肌触りがいいです。

都会は暑いですから
クーラーつけて
室温はコントロールすれば
いいのですが

お布団の下のほうに
赤ちゃんの足元に
小さい湯たんぽをいれて
足元がほんのり
あったかい状態を
保つようにすると
赤ちゃんの冷え取りもできます。

6月26日の名古屋の
冷え取りマルシェ

冷え取り関連商品が
直接手に取って
購入していただけますよ。

予約なしで
入場できます。

もりのこ院長も
おりますので
声をかけてくださいね。