岐阜県郡上八幡の
助産師＆針灸師の
加藤祐里です。
「普段、熱を出して
寝込むこともないし
仕事も休まずに
行っているし
運動も定期的に
しているし
特に大きな病気も
したことない
好き嫌いなく
なんでもよく食べます」
だけど、
「冷え性で
便秘気味で、
薬を飲まないと出ない。
暇だと
ついつい食べてばかり。
でも家族の食べたい物
優先で
自分が本当に食べたいものを
考えて作ったことなんて
もう何年もない。
忙しいから
ついつい早食い。
風邪ひいたら
早めに抗生剤とか
消炎剤をとる。
仕事もイライラすることが
多くてストレスがたまるけど
お金のために
そんなこと言ってられない。
家でも子どもや姑の
世話もあるから
ゆっくりできないし
今更、旦那もあんまり
優しくしてくれない。
子宮筋腫もあったから
何年か前に
子宮と卵巣は手術で
取った。
若いころから
お風呂になんか
ゆっくり入ってない。
寒がりだけど
裸足じゃないと
寝れない。
眠りが浅い時があって
そういうときは
眠剤を飲んでいる。
特に自覚はないけど
高血圧、高脂血症、
骨粗しょう症、ビタミン剤
は飲むように言われている。
最近、膝が痛いので
病院で定期的に
ヒアルロン酸の注射を
打っている。
前は注射すると
楽になったけど
最近は、あんまり
効果を感じない。」
そんなんでも
「私は健康で
いつも元気で
どこも悪くない」と
言い切る患者さん、
多いです。
身体は「有限」です。
仕事や家事で
休まずに使って
年を重ねれば
それなりに壊れてきます。
適切なケアを怠り
使い方を間違えれば
早く壊れます。
病院で診断されるような
病名がついていなくても
身体の使い方を
間違えている人は
たくさんいます。
身体はとっくの昔から
「間違えていますよ～。
すべての使用を一度
リセットして
通常使用に戻してください」と
警笛を鳴らしているのに
身体の持ち主が
鈍感なばかりに
間違えた使い方を
続けた結果、
取り返しがつかないような
故障がおきかねません。
疲れたな、と
思ったら早く寝る。
おなかがすいてないなら
食べない。
肩がこるな、
腰がだるいなというときは
きちんとお風呂に入って
汗をかく。
寒いな、と思ったら
おなかと足元を
あっためる。
忙しいなと
思ったら
誰かに助けを求める。
腹が立つな、と
思ったら
きちんと相手に
「私は怒っています」と伝える。
悲しかったら
ちゃんと泣く。
ちゃんと昔から
身体はそのとき
やるべきことを
教えてくれているのに
「私は忙しい」
「私は頑張らないと
いけない」
「私は休めない」
「私は良い人で
いなくてはいけない」
「私は冷静で
いなければいけない」
と身体の声を無視して
いませんか？
もりのこ針灸院に来る
患者さんで
最初は腰だけが
痛くて
そこだけ治してほしいと
言っていた人など
全身がちがちに
凝っていて
冷えていて
（冷えている自覚がない
‘冷えのぼせ’のほうが
重症です）
「○○すべき」が
口癖の人などは
まず、体の正しい使い方から
思い出してもらうように
しています。
ここが硬いですよ、
ここが冷えていますよ、
ここが緩んでないですよ、
ここが使えてないですよ、
ご自分ではそれが
当たり前だと
思っているので
気付きにくいのですが
頭寒足熱で温めて
自分に優しくする
時間と心の余裕を
取り戻してもらうことで
身体の声に敏感に
なっていきます。
＜1月の予約可能日＞
1月16日午前中のみ
1月18日９～16時
1月19日９～12時
1月20日９～16時
1月22日９～16時
1月23日午前のみ
1月26日９～16時
1月27日９～16時