一家に一人、自然治癒力を引き出すプロのいる暮らし | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&鍼灸師の
加藤祐里です。

今日、郡上は雪が降りました。


小児はりの予約を
してくれたWさん親子は
雪国育ちの
運転が得意な
実家のおばあちゃんが
送ってきてくれるということで
ご家族みなさんで
来院してくれました。

このWさんの
おばあちゃん
(若いから
お姉さんって呼びたい)

昔、田舎の針灸院で
お灸の助手をしていて
小さい孫たちにも
お灸をやってくれるんです。

私にとっては
とても、理想の家族。

普段から、身体のケアを
されているので
娘さんも、赤ちゃんも
とっても気のめぐりがいいんです。

昔の日本人の暮らしは
男手や若い者は
一日、田畑で働いて

おばあちゃんが
家族の健康を守るために

薬草を煎じたり
お灸をしたりというのが
当たり前の光景でした。

今のおばあちゃん世代は
少子化の世代で
子どもの病気のことは
全部、病院におまかせという人
めづらしくありません。

孫が熱出して
フーフー言っていると
かわいそうだから
早く病院に連れて行けと
言う人が多いけど

本来は長生きしている分、
適切な養生を教えてくれる
存在だったと思います。

私には夢があります。

病気を治す専門家は
お医者さんだけど

一家に一人
自然治癒力を育てる
専門家がいることが
当たり前になることです。

自然治癒力は病気やけがの
ときだけ働くのでなくて

一日、頑張って働けば
夜寝ている間に
疲れが回復したり

女性であれば
生理周期や妊娠、授乳、
産後の養生に
ホルモンが適切に働いて

季節の変化にあわせて
身体も対応したり

私たちの意志とは
無関係に
身体が死なないように
保たれるシステム。

「病気じゃないから健康」
というレベルじゃなくて

食べ物や冷え取りなど
暮らしのなかにあるものを使って
病気で苦しむ前に
気持ちよい暮らしを
当たり前にできるような
専門家が増えて欲しいと
願っています。