「逆児になったことで、自分自身について考える機会をいただきました」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&鍼灸師の
加藤祐里です。

妊娠32週(経産婦さん)で
逆子治療を受けてくださった
患者さんから感想をいただきました。

「無事に逆子は治り
普通分娩で出産できました。

逆児が治るように
家族みんなでお腹の赤ちゃんに
話しかけたり

生まれてからのことを
想像して
いろんな話をしたりと
より一層赤ちゃんの誕生を
楽しみに待つことができました。

赤ちゃんのこと、
逆児のことを通して
自分自身について
考える機会をいただくことができました」

その後の出産も
スピード出産の安産で
ママも赤ちゃんも元気だそうです。

針灸なんて受けなくても
経産婦の逆児なんて
自然に治るでしょ?と
言われることも多いのですが

経産婦さんの方が
「自分と向き合う」ために
赤ちゃんが教えてくれて
いるときが多いような気がします。

針灸院に逆児治療で
来院される経産婦さんに
「逆子にでもなっていなければ
針灸院なんて来ていないでしょう?」と
よく言います。

経産婦さんのほうが
これくらいなら頑張れる、
みんなそうだって言っているし、と
しんどさが麻痺してしまっている
ことが多いです。

上の子や他の家族のためと
気を使いすぎていて
自分やお腹の赤ちゃんに
気持ちを向けることが少ない。

身体の冷え。

眠りが浅い。

胃腸機能の低下。
(体重さえ増えていなければ
よしと思っていませんか?

妊娠中の食は質が大事です。
病院で貧血の薬を
もらうようになる前に
腸や血液がきれいになるような
食生活を心がけましょう。

忙しい妊婦さんはたいてい
早食いですね?
お腹は空いているからパクパク
たべるのだけど、
あんまり噛まないから胃腸の
負担が増してしまいます)

上の子の妊娠中やお産の時の
マイナスな記憶。

逆に上の子のときの方が
しんどかった。

旦那さんや他の家族との関係。

自分は忙しいし、
自分さえ我慢していれば
波風立たないし
今さら何を言っても
変わらないと
みて見ぬふりをしていること。

そういう積もり積もった
欲求不満のようなものは
無意識な身体の緊張を通して
お腹の赤ちゃんは敏感に
感じています。

張りつめて生きてる方の
身体を温め、優しく緩ませて
お話を伺っていると

たいていの方が
涙を流されます。

「私って本当は
どうして欲しい?」

「どういう関係が
楽で、幸せでいられる?」

「私ってどう生きたいの?」

自分と向き合う、のは
自分にとって心地よい
感覚や関係を思い出すこと
なのでしょうね?