妊婦さんがしっかり、化粧しているうちは産まれない訳 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院
院長の加藤祐里です。

助産師をしていた頃
内診で子宮の口を診る以上に
お産の進み具合を判断する方法は
他にもたくさんありました。

初産の方の場合、
陣痛が始まったと入院してきても
お化粧ばっちりで

スタスタ歩けたりすると
たいてい生まれません。

汗をかいて、化粧どころではなくなって
髪が乱れて
トイレにいっても手を洗わないで
戻ってくるようになると
いよいよ「動物的」になって
お産が近づいてきたと感じます。

話している言葉の中に
「4字熟語」や「漢字」が
多いうちもまだです。

「痛い」「もう嫌だ」
「そばにいて欲しい」
と幼稚園児くらいの単純な
表現になってくると
頭で考えられなくなってきたんだなと
感じます。

この図はポール・マクリーンの
提唱した脳の三層構造説
図式化したものです。


脳の一番の表面の
大脳新皮質の部分は
人間で発達している

言語、知性、人間らしい立ち振る舞いなど
「理屈」を司っている部分です。

真ん中のワンちゃんのいる「旧哺乳類脳」は
本能的な感情、快・不快、
生殖行動に関係しています。

一番奥の脳幹は「爬虫類脳」
トカゲなどはこの部分が
一番発達しているので
感情をもたないと言われています。

呼吸や心臓がいつも止まらずに
動き続けたり
出産や母乳でホルモンが出てきて
子どもを産み育てるような
生命維持・生殖機能を司っています。

出産に影響するのは
「旧哺乳類脳」と「脳幹」

大脳新皮質は逆に働きが強すぎると
下位の「旧哺乳類脳」や「脳幹」の
働きを抑制してしまいます。

テレビやスマホ、本をいつまでも
視ていると大脳新皮質を
過剰に働かせます。

理屈で「良いお産をしなかれば」と
思っているうちは
動物に成りきれていないので
まわりの目や他人がどうだとか
気にならないくらい
自分に集中しないと生まれません。

おまたの筋肉は「旧哺乳類脳」が
支配しています。

犬が喜怒哀楽にあわせて
尻尾をふりますよね?

飼い主さんに喜んでもらいたくて
愛想笑い?ならぬ愛想尻尾ふりをする
動物はいません。

同じように出産のときに
心の底からリラックスして
動物としての本当の自分に
ウソをつけない状態にならないと
産道は開きません。

現代人が不妊症が増えて
難産になっているのは
社会全体が不自然なもの、リズムに
囲まれて自分の本能的な部分を
引き出す方法を忘れてしまっているからです。

「おまた講座」では身体のケアや
考え方を通して
自分の動物の部分とつながる
方法をお伝えします。

妊娠28週以降で
経腟分娩を予定している方に限ります。

うちの病院は初産の人は
絶対に会陰切開をするという方針で
出産される予定の方も

妊娠中にケアを行っておくと
傷が治りやすく、
痛みも少なく済みます。

予約・問い合わせ
℡0575-65-2190