「予定日を過ぎて
早く生まれて来てほしいのに
なんの兆候もない…。
やれることすべてやりつくしたのに
まだ何か足りないのかな。」
いつ生まれるのかを
決めているのは
お腹の赤ちゃんです。
医者でも占い師でもなく
赤ちゃんが決めたときに
陣痛をはじめて
赤ちゃんが選んだように
お産のシナリオを決めています。
予定日を過ぎたら
異常になるリスクが増える、
助産院では産ませてもらうことが
できなくなる、
それらは法律や社会が決めた
理屈にすぎません。
「○○しなければならない」と
言うことに縛られて
焦っていると
お腹の赤ちゃんの声を
受け取りにくくなります。
お腹に手をあてて
聞いてみてください
「なかなか生まれてこないのは
ママになにか
気付いてほしいことが
あるのかな?」
一回では分からないかもしれなくても
静かで落ち着いているときに
呼吸を整えて
手のひらから赤ちゃんの
動きを感じるように
赤ちゃんの呼吸に
自分の呼吸をあわせるような
気持ちで
赤ちゃんの言いたいことを
想像してみましょう。
すると、ふと思い浮かぶこと、
「痛いのはイヤだな」
「生まれてくる赤ちゃんに
何か異常がないか」
「○○さんがすごい難産で
大変だったみたい」
「母乳が出るのか心配」
「生まれてきて赤ちゃんを
泣き止ませることができなかったら
困るな」なんて
今はそんなに思っていなくても
過去にそこがすごく不安だったとか
思い出すはずです。
ママが心の隅のほうに
なにかモヤを抱えていると
お腹の赤ちゃんは
生まれてもいいのかな~って
遠慮してしまいます。
「そうか、あういう風に
思っていたこと
を気にしていたんだね?
大丈夫だよ。
陣痛が痛くても
どこかに異常があっても
なかなか泣き止んでくれなくても
私があなたのことを好きなのは
かわらないから」って
言ってあげてください。
赤ちゃんが生まれてこれない
一番の原因は
ママ自身の心の恐怖や不安です。
陣痛がこわい。
良いお産をしないと
良い子が生まれない。
生まれてきて
ちゃんと育てられるのか自信がない。
良いお母さんにならないと
というプレッシャー。
無理にお産を
前向きにとらえようと
する前に、
まずは自分の弱い部分
醜い部分に気づいて
そんな部分も含めて
赤ちゃんがあなたを選んで
助けになりたくて
来てくれようとしていることに
自信を持って欲しいと思います。