産婦さんに呼吸法を指導する前に、医師・助産師の呼吸が浅くなっていませんか? | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院
院長の加藤祐里です。

産婦さんだけでなく
多くの医師や助産師が
勘違いしていることが

お産のときの適切な呼吸法は
「吸う」のでなくて
「吐く」ことです。

先日、郡上にも来てくれた
「薬を使わない精神科医
みやじっち先生」
が勤める
東京の湯島清水坂クリニックの
ホームページ
にも
自律神経と「吐く」呼吸法の
関係について述べられています。

産婦さんに
「呼吸をしてください」とか
「しっかり吸ってください」と
言っている産科医療者によく
遭遇しますが

「吐く」呼吸法ができないと
神経を興奮させる
交感神経を優位にさせるので
余計、痛みも強くなるし
子宮や産道も硬くなって
難産の原因になるのです。

お産を介助している
医療者側も不適切な呼吸法で
精神的にイライラしやすく
疲れやすくなり
無駄な所に力が入って
肩こりや腰痛の原因にもなります。

呼吸は無意識に寝ているときも
ずっとしているので

間違った呼吸のクセがあると
いざと言うときに意識して
整えようとしても
上手くいきません。

そのうえ、精神的に緊張していたり
頑張ろうと肩に力を
いれれればいれるほど
呼吸に関する筋肉は硬くなり
浅い呼吸になりがちです。

産婦さんに適切な呼吸法を
指導するならば
まずは自分から。

ヨガにまめに通って
正しい呼吸法を身に着けられれば
理想的ですが

不規則な勤務の
産科医療者にとっては
なかなか難しいかもしれません。

先回の記事でもご紹介しましたが
FMT自然整体法
猫背を改善させることで
呼吸を深くして
全身の臓器にすみずみまで
酸素を行き渡らせるので

病気の予防や精神的に安定させる
効果が得られます。

私の助産師・看護師仲間に
多いのですが
一生懸命で真面目な人ほど
自分の身体には無頓着。

「私は丈夫だから」って言いながら
薬が手放せなかったり、
タバコやお酒、買い物、ダメ男、仕事
依存の医療者はめずらしくありません。

安易に薬に頼ったり
病院で検査して異常がなければ
身体のことは放置でなくて

人のお世話をする人ほど
自分の身体のメンテナンスをすることで
ストレスなく仕事を続けられる
ようになります。

三重県にお住まいの医療従事者さん、
もしくは津駅まで電車でいけば
比較的近い、名古屋・四日市・
伊勢方面の方には
FMT自然整体 三重津駅前分院がお勧めです。