排卵日でなくても妊娠します。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

渋滞の道路で出かけるときに
焦って、スピードを出して進んでも
結局、到着時刻は同じです。

ディズニーランドで並ぶことに
クレームをつける人がいないように
待つことも楽しみのひとつと考えられると
幸せな‘不妊症患者’になれます。

周りの景色を楽しみながら
時には立ち止まって休憩しながら
自分ペースの‘赤ちゃんに出会う旅’を
楽しんでください。

それは赤ちゃんがあなた方夫婦にくれた
「命のありがたさ」を教えてくれる
貴重なプレゼントなのです。

赤ちゃんを授からなくて困っている方には
自分が心ワクワクすることを大切に
気が向かないことや
ピンとこないことはやめるように
お勧めしています。

いくら、有名な不妊症クリニックでも
その先生に会うのが楽しみに
思えないなら、行くのやめましょう。

一番、辞めてほしいのは
基礎体温をつけること。

体温の上がり下がりに毎朝一喜一憂
するのは、心をかき乱されます。

大事なのは毎日、欠かさず
体温を測ることでも、
きれいな基礎体温を
保つことでもありません。

排卵日に旦那さんの帰りが遅くて
イライラしていませんか?

いつもは仕事が忙しくても
たまに二人でゆっくりできる日は
携帯・パソコンもテレビも消して
ろうそくだけで二人より添って
過ごすのはいかがですか?

きっと付き合いも長い夫婦なら
家にいるのもマンネリ化している
かもしれません。

たまにはお化粧して
夫婦別々に家を出て
外で待ち合わせをして
行ったことがないお店で
デートするのもいいですよね?

ある産婦人科の先生なんかは
子どもが隣で寝ていて
そういう雰囲気になりません…って
相談すると
寝室でなくても
台所でも玄関でも
セックスすればいいのよ!って
アドバイスしています。

いつもと違う、という状況が
予定外の排卵を起こさせているようです。

1965年に起きたニューヨークの大停電

のお話をご紹介します。

1965年11月9日に
ニューヨークで停電が起こり
3000万人以上の人が真っ暗闇で
一夜を過ごしました。

停電は数日で復旧しましたが
その10ヶ月後、妊娠した人が急増して
ニューヨーク中の産院が
満員になったそうです。

11月のニューヨークは相当
寒いですから、
真っ暗で寒くて身を寄せて
テレビもみれなければ
だいたい、やることは想像できます。

人の排卵が生理から決まった
日数でしか起こらないのなら
同じ日にセックスしても妊娠率は
ある程度決まってきます。

ですが、その確率を越える以上の
人が妊娠したというのはつまり
排卵はその状況に応じて
生理周期とは関係なくしていると
考えられます。

この現象について説明している
動物行動学の竹内久美子さんも
停電という大きな不安やパニック、
恐怖などで予定外の排卵が起こったと
言及されています。

排卵の前後3日間が妊娠しやすいと
言われていますが、

生理が終わってすぐだから
大丈夫と避妊しなかった
中絶患者さんには
何人もお会いしました。

私自身、特に生理のトラブルは
ないので婦人科で排卵を
診てもらったことはありませんが、
過去3回の妊娠で基礎体温を
つけたときもあったけど、

排卵のタイミングと
体温の上がり下がりが
説明書の基礎体温表のようには
いかなくても妊娠できると
痛感しました。

冷えとり生活などをやっていて
自分の健康状態のバロメーターとして
体温を把握するのはいいけれど

今日も下がった、ダメだと
いちいち不安になることを
繰り返さないでください。

自分の身体や心が喜ぶことを
習慣化しましょう。