妊娠線対策 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

先回の肌荒れ記事に引き続き
妊婦の肌のお悩みといえば妊娠線

産婦人科で働いていたときは
助産師として何千人というお産に関わってきましたが
たぶん、それ以上にみてきたのが
妊婦さんのお腹。

顔は化粧でどんな風でも
ごまかしがききますが
お腹はとても正直だと感じます。

スイカのように縦にざっくり線が
入っているタイプ、
急激に太った時に太ももとかに
できる白い肉割れ線タイプ
線はないけど全体的に黒ずむタイプまで
ひとによって様々、

本人は問題視していないけど
冷えや張り間、硬さ、うぶ毛の状態も
身体の内側の状態を表すバロメーターです。

妊娠線対策もやっぱり肌荒れ動揺、
女性ホルモンがたっぷり出やすくなるような
内側から輝く生活を意識することで
防ぐことが出来ます。

ちなみに私は妊娠9か月で長男を
早産で出産したときは
妊娠線が全くできませんでした。
(体重増加を抑えたからだと思っています)

ですが、次男の時は妊娠10か月に入って
妊娠線ができました。
ちょうど長男を出産した推定体重を
越えた頃、急激にお腹が大きくなって
お腹の皮が追いつかなかった感じでした。

もう今は消えてしまいましたが。

肌荒れ対策とほとんど一緒ですが
もうひとつ付け加えるなら
急激に大きくなるお腹の皮膚を
前もって柔らかくしておくと良いので

腹式呼吸のストレッチで
お腹をプクーッと膨らますような
動きを一日に何回しておくといいです。

普段からヨガクラスなど参加していたり
お産に備えて呼吸法をちゃんと練習されている方は
それほど難しいことではないかもしれませんね。

妊娠線予防クリームはいろんなのが
ありますが、
どんな成分かより
塗る人の心が大事たと思います。

お腹の赤ちゃんや
赤ちゃんを守ってくれている大事な子宮や
自分の命のもとになっている
細胞ひとつひとつに
「ありがとう」の気持ちをこめて
塗ってください。

もし、旦那さんとすれ違いになっているような
妊婦さんがいたら
一日に一回何時でもいいから
クリームを塗るのを手伝ってもらうのは
どうでしょうか?

お腹よりも腰の方、
お尻の上の部分も意外とできやすいです。

スキンシップが苦手な日本人。
妊娠や出産を機に夫婦仲が
ギクシャクしてしまうカップルも少なくありません。
お産後も塗っても大丈夫ですから、
旦那さんに体を触ってもらう
きっかけ作りになると思います。

ちなみに院長のお勧めは
オイルタイプで会陰など粘膜にも使える
タイプです。

お腹に塗ったついでに
会陰にも塗っておくと
裂傷ができにくくなります。

会陰のマッサージについては
またいつか記事にしたいのですが
取り合えず、毎日触って
自分の身体の大事な場所がどうなっているのか
確認してほしいです。

皮膚に栄養を与え、柔らかくする
作用のあるオイルをちょちょんと塗るだけでも
効果があるので
興味のある方は
アロマテラピストさんに
相談してみてください。