風邪の予防と‘女子力(じょしりょく)’の共通点 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

そろそろインフルエンザの流行が
気になる季節ですね?
予防接種さえ打てば大丈夫と思っていませんか?

呼吸や心臓の動きがいつも止まることなく
食事をすればウンチやおしっこが出て
体温を保つために汗をかいたり、ふるえたり
生命活動を維持しているのは自律神経の働きによるものです。

自律神経には交感神経と副交感神経の
2種類があり、
交感神経は興奮している時や
運動時、ストレスや寒さなどで優位になり、
副交感神経はリラックスしているとき、
入眠時や安静時に働きます。
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「風邪の菌が体に入ると
白血球が戦ってやっつける」という
説明は聞いたことがある方も多いですよね?

白血球には顆粒球とリンパ球の
2種類があります。

顆粒球は細菌や古くなった死んだ細胞など
比較的大きな異物を食べて処理します。

一方のリンパ球はウィルスなどの
微小なサイズの異物に対し、
それらを無毒化する抗体を作って処理します。

顆粒球が54~60%と
リンパ球35~41%の割合が
理想的なバランスと言われています。
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白血球も自律神経の影響を受けています。

交感神経優位状態では
顆粒球の割合が増加、リンパ球が減少し
副交感神経優位状態では
逆に顆粒球の割合が増加し、リンパ球が増加します。

冬は寒くなることもあって
交感神経が刺激されやすく
顆粒球が増えるので風邪をひきやすくなるのです。

自律神経のバランスを整えることは
風邪の予防だけにとどまりません。

ストレスの多い社会で
毎晩、遅くまで働き
食生活も添加物が多くて不規則になりやすい
現代人は交感神経優位になりやすいです。

これから赤ちゃんを授かりたい女性や
妊婦さん、母乳育児を望む女性や
更年期の女性もホルモン分泌をはじめ
とくに子宮や卵巣、腸など骨盤内の臓器は
副交感神経によって支配されていますから

自律神経のバランスを整えることは
風邪を予防するだけでなく
子どもを産み育てる力や
いつまでも若さを保ち女性ならではの健康を
鍛える効果があるのです。
(勝手に女子力(じょしりょく)と名付けました)

「福田ー安保理論」をもとに
手術や薬に頼らない「自律神経免疫療法」を
行う「湯島清水坂クリニック」のサイトに書かれている
妊娠とリンパ球
という記事を紹介いたします。

<リンパ球の比率で妊娠が可能かどうかがわかる>

妊娠が可能かどうかは、白血球の分画に現れてきます。
まずは血液検査によって、ご自身の白血球の分画を知ることが大切です。

その結果、リンパ球の数と割合が少ない
交感神経緊張状態であっても、
不妊治療を受けるのではなく、
副交感神経を優位にする治療を行って
リンパ球の数と割合を高めていけばいいのです。

実際、自律神経免疫療法を行っているクリニックで、
不妊に悩んでおられた2名のかたに
自律神経免疫療法を行ったところ、
2名のかたとも子宝に恵まれました。

治療前には、リンパ球の数と比率が低い
交感神経緊張状態にありましたが、
自律神経免疫療法を行っているうちに、
2名のかたともリンパ球の数と比率が高まっていきました。
体つきがふっくらとしてきて、
「実は、妊娠しました」と医師に告げられたということです。


私も一日も欠かさずに基礎体温をつけたり
高価な不妊治療を受けるよりも
自律神経のバランスを整える働きかけをした方が
ずっと体が楽になるし
妊娠や安産への近道だと思います。

針灸施術は自律神経のバランスを整えます。

特に症状がなくても
身体のメンテナンスでの施術もお受けします。

郡上もりのこ鍼灸院
0575-65-2190

※参考文献 安保徹「免疫を高めると病気は必ず治る」