＜痛くない鍼・あつくないお灸＞
鍼灸にもさまざまな流派がありますが
当院の特徴は「痛みがない」ことです。
全身には３００を超えるツボが存在し
12種類の経絡（けいらく）というグループに分けられます。
問診・触診・脈診で問題のある経絡（けいらく）を特定し
その経絡（けいらく）上の反応のあるツボを選んで鍼をおこないます。
気は皮膚の表面を流れているので
深く刺す（切皮と言います）ことはほとんどしません。
お灸は基本的には「ほんのり温かく感じるお灸」です。
必要に応じて「チカッと目が覚めるような熱さ」のお灸もありますが
皮膚にやけどのあとが残らないように注意いたします。
＜そっと皮膚に触れるだけで筋肉を緩ませる手技療法＞
今までマッサージを受けた後に筋肉痛のような痛みがでたり、
だるくなった経験はありませんか？
痛いところを‘イタ気持ち良い‘強さで押したり、揉んだりすれば、
その時は気持ちいいのですが
細かい筋肉の血管がきれて中で内出血をおこし
余計、筋肉が硬くなったり‘凝り’の原因になりかねません。
私はあん摩・マッサージ・指圧師の専門学校に３年間通って
「強く押したり揉んだりする」手技をみにつけました。
しかし、強揉みを好まれる患者さんほど
筋肉が硬くなり、年々肩こりなどが悪化しているという
現実を目の当たりにしました。
また、妊婦さんや身体の弱っている方には
強い刺激がむかず、
万人にできて、より副作用がない施術を模索していたころに
出会ったのが愛知県小牧市の「FMT自然整体」でした。
「FMT自然整体」の特徴は
皮膚にそっと触れたり、優しく揺らしたり
まるで赤ちゃんを抱っこしているような感覚で
患者さんの身体に触れていきます。
人間の身体の骨に筋肉がついていて
身体を支えたり、動かしています。
関節をバキバキと鳴らして歪みを治す手技も
確かにありますが、
骨についている筋肉が硬くなったままでは
またすぐにもとにもどってしまいます。
FMT自然整体は筋肉を緩ませて、神経を鎮静化し、
身体が本来兼ね備えている自分で治ろうとする力を利用して
身体の痛みをとったり、歪みを改善する施術です。
最初、患者として通い始めたころは
何をされているのか分からなくて
「本当にこんなので治るのか？」と半分だまされたような
気分で施術を受けていましたが
それまでのどんな治療院にもなかったような
新しいアプローチに魅力を感じ
それまで自分が身に着けてきたことを
ゼロからやり直すつもりで
２０１０年に「FMT自然整体セラピスト養成コース」へ入学しました。
（２０１１年卒業）
FMT整体と鍼灸を組み合わせて
施術をおこなえるのは
日本では当院しかありません。
痛みがない施術を行うことで
副交感神経優位状態に
いち早く導くことができると言われています。
鍼灸によって
身体が自分で治ろうとする
免疫力や食べたものを‘気’に変えて
身体の元気を取り戻すアプローチをして
そっと触れるだけの手技療法で
よりはやい経過での痛みの除去、
身体が自分で歪みを改善していけるような
働きかけ、
関節が動く範囲を広げ、動きやすい体作りを
目指します。
当院の施術は患者さんの状態に合わせて
鍼灸と手技療法を組み合わせた
オーダーメイドの施術です(一回３０分相当）
何分いくらというコース設定はありません。