小3長女ちゃんは、クラス便りに書いてある「音読練習はできるだけ毎日やりましょう」の文言を忠実に守り、毎日国語の教科書を音読しています。



日本全国の保護者の皆さんに聞きたい…。


音読って聞いてる方は地獄じゃないですか?!?!

毎日毎日毎日、同じ話を…、しかも教科書に載ってる話=毒にも薬にもならんようなどうでもいい話を聞かされるんですよ?


聞いている間スマホでもいじれるなら良いですけどね、一応聞いている姿勢を示さないといけないじゃ無いですか。で、感想を言って、「おんどくカード」なるものにサインをしないといけない。


家に帰って、夕飯作って、やっと座れた、という時にですよ。「ママ〜音読聞いて〜ニコニコニコニコニコニコ」がやってくるんですよ。絶望の表情をしていると思います、私。


「それ、上手に読めてるからさ、もうやらなくても良いんじゃない?保護者サインも自分でシャチハタ印押したらいいんじゃん?」←最低


長女「でも先生が毎日やりましょうって言ってた!」


素晴らしい指導力です、先生。大変感謝いたします。ですので、どうか条件を緩和して、せめて1日おき(週一でもいいよ!)にしてくださいませんでしょうか…



あとね、小3国語の教科書で、谷川俊太郎氏のなんとも言い難い詩の次にのっている物語文

「春風をたどって」

この話…あんまり…その、好きでなくて。

私の読解力の問題なのか、全然良さがわからない。


内容はこんな感じ。

リスのルウが写真を拾って、その写真にはみたこともない素敵な景色(砂漠とか海)が写ってたので、ルウはその景色の場所に行きたいと憧れるんです。森なんてつまらん、いつかあの写真のような景色を見たいと思っとりました。ですがある日、友達のリスと一緒に青い花畑を見て感動します。それで、自分の身近にもまだ素晴らしいものがあるんじゃないかと思った、って話です。

そんだけです!


これはさ、写真の景色(遠い手の届かないモノ)と森の中の素敵な花畑(身近にある良いモノ)を対比させてるのかな?と思います。手の届かないものに憧れていたら、身近なところに良いものを見つけて、世界を再認識する、というストーリーなんだと思います。


その割には、ルウの行動も思考もほんわかしているので、あまり対比がはっきり伝わってこないというか。もうちょっとドラマが欲しいです。ルウが森の全てをクソミソにけなしまくる描写とか、写真の場所に行くためにもがき続けるみたいな描写があれば、森の良さが再認識された際の感動が際立つ気もする。リスに花畑って意外性のかけらもないし、リスが森を歩くとか冒険性も何もないのに、それでヨシとするということは、ルウがこの先、森の外に冒険や旅に出ないことを示唆してる感じがするような。せっかく「リスが写真を見て外の世界に憧れる」という特別な要素を入れているのに、森の外に出ない普通のリスで終わってしまうという。結構な長さのこの文章読ませといてこれなの?!という。


うーん。何度も何度も聞かされてるので、つい批判的に見ちゃってるだけでしょうか?教科書に載っているということは、これで良いんだと思うんですが…


小2のときの「かえるとガマガエルの手紙がどうのこうの…」みたいな話はツッコミどころ満載で面白かったですけどね。