最近じゃ小学生もスマホを持つ時代になりましたね。

うちの子の友達もほとんどスマホユーザーで、低学年でも持ってる子いますね。

 

我が家は、長男は小1でキッズケータイを、小5からスマホを持たせました。なので長女ちゃんにも同じように数年後にはスマホを買い与えることになるんでしょうね。

 

子供にスマホを持たせるというと、拒否反応示す親御さんも結構いますよね。全然問題無しって人も多いですが。現在小6の長男のお友達にも、親御さんの方針で絶対与えないというお家もあります。

 

確かに、スマホは危険と隣り合わせ…危険なことがいっぱい…子供には百害あって一利なし…  

 

 

ほんとにそうですかね?? と思っています。

 

 

確かに大小の問題はありますね。

特に子供たちだけのクラスLINE… あのさまざまなトラブルの巣窟は親としては消滅してほしいですけど笑、子供の世界には必要なものですね。LINEのようなデジタルのやりとりで生じるコミュニケーションの齟齬やトラブルは、小学生で経験しておいた方が絶対いいと思います。予防接種のようなものだと考えています。数々のトラブルに親は疲弊しますが…

 

あとは、うちはまだ経験ないですけど、ゲーム等に課金しちゃう系と知らない人と交流してしまう系の問題ですかね。この辺は割とシャレにならないですよね。このあたりの問題起こしたら流石の私でもスマホ叩き割るでしょうね。

 


ただ、自分の時を思い出すと、ネット関係では結構危ういことはしてきてるんですよね。


私とネットの出会いは、2000年初頭、中学生の頃でした。大きな箱みたいなパソコンが普及し、一般家庭がインターネット回線に接続できるようになった時代でした。説明書を見ながらガチャガチャ試行錯誤して初期設定したのを覚えてます。

 

最初にやらかしたのは、有料回線に接続してしまい高額請求が来たこと。親も私も良くわかっていなかったために起きたことなんですが、めちゃくちゃ怒られました。次は、家の電話回線を長時間占領してしまい父親の仕事に支障が出て怒られたこと(昔は電話回線でネット接続してたんですよね)。

 

そして最もアイタタタな思い出が、同年代のオタクってた皆さんなら経験あるであろう、個人サイト上での謎の交流です。ドラクエの攻略サイトだったかなぁ?、そこの掲示板で女子中学生だと言うと住人の皆さんが優しくしてくれて、攻略方法を教えてもらったりチヤホヤされたりしてたんですよ。そこで特に親切にしてくれるHN(ハンドルネーム):「黒蝶の刹那」さんみたいな名前の男に連絡先聞かれたりしたんですよ。

 

メチャクチャ黒歴史思い出してギャー!!ってなってます。

そ、そういうね、そういう時代だったんですよインターネット黎明期!!同じような思い出ある方いますか?

 

もちろん連絡先も教えないし、会いにも行かない分別はありましたけど、今思えば結構危ういことしてると思います。刹那さんがもっとワル男でガツガツ系で、私が恋に恋する乙女だったら(実際はドラクエの攻略方法が知りたいただのオタクでしたが)、もっとアイタタタな思い出ができてたかもですね。ほんと危ないですね。何歳だったんでしょうね、刹那さん、、  

もちろんこんなこと私の親は知らないわけです。インターネットが登場したばかりでこんな危険性があることも予見できなかったでしょうね。

 

でも、私はここでいろんなことを学んだんですよ。情報に辿り着く術も学んだし、日常生活では触れられない情報にも触れました。そして怪しい人間が寄ってくるということ、コンピュータウイルスの危険性、請求詐欺メールなども。チャット(with刹那さん)でタイピングも早くなりましたよ

 

これらのことは中学生には早いかもしれないですが、むしろ高校生だったらより危うかったと思います。とくに色恋関係やお金関係は行動力ある分、よからぬことをしでかす予感しかないですね。刹那さんも中学生はノーサンキューだけど女子高校生ならゲットしたいぜ、とか考えてたかもしれないですしね。早めに知っていたからこそ、危険を予知する能力がついた面があると思います。

 

 

なので、親としては判断が非常に難しいところですが、危険だからといって遠ざけることが必ずしも良いと思わないのです。

 

(続く)