中受界隈に飛び込んだばかりの私は、私立中学についてほとんど知識がありません。

御三家とかよくわかってないですし、どんな子がどんな学校に行けるのかもよくわかってないです。

私立受験するからと言って天才児と言うわけでもないし、私立中学といってもレベルはピンキリというのはわかるんですけどね、ただやはり「特別な進路」を選んでいくということなのだと思います。

 

その程度の知識で中受を語るなと言われそうですが、そんな私が思うこと。

「とはいってもやはり大事なのは最終学歴でしょ?」ということです。

中高一貫校に行った子供たちは、みんな思うような大学に合格しているのでしょうか?

多くの子はそうだと思うのですが、どうもリスキーな気がするのです。

 

私の卒業した公立高校は、県内まぁまぁのレベルの学校でしたが、大学の現役進学率は3割ほど。

確かにみんなそこそこ賢いのですが、17歳18歳というと、遊んだり恋をしたりする悩み多き年頃です。バイトで社会との接点を持ち、学歴以外の価値観に触れる機会もあります。良い頭を持っていても、受験勉強に集中できる環境とは限りません。私立の進学実績は同じレベルの公立校よりも高いと思いますが、それでも100人中100人が受験勉強に全力で邁進するとは思えないんですね。中高一貫校だから受験勉強に集中できるかというと、それも少し安直な気がします。

 

今勤務している私立高校で生徒たちを見ていても思います。大学受験を頑張れる子は本当に僅か。指定校推薦にしても、正直「本当にその大学でいいの?!」という大学に決めていってしまいます。本当に志望している子もいるとは思いますが、楽がしたい・受験勉強したくない、と思って推薦入試や短大・専門に流れていく子はすごく多いと感じます。そういった子達は、夏休み前後に進学先が内定すると全く勉強しなくなり、高校なのに学級崩壊に近い状態になります。あの状況は考えものです。学ぶために進学するのに、早くに学びを放棄してしまう。けれどそれが普通レベル以下の子達の本来の姿のようです。

せっかく中学受験させて中高一貫教育を受けさせても、その後がこれじゃ親はたまりません。

そうなると、ある程度のレベルの大学の附属中学だと安心だなぁと思うのです。(留年や退学など、絶対に安心ということはないとは思いますが)

 

そしてここからはブログだから書ける身の程知らずモードなのですが、私の場合、公立高校から現役でマーチ(偏差値低い学部です!)に行きました。遊びと部活とバイト三昧の日々を送ったあと、部活を引退した三年生の夏に塾に入ったので、半年程度の短期集中受験勉強でなんとかなってしまった。(そんなにレベルの高い環境じゃないのでマーチ合格に周囲は万歳三唱でした。賢いお子様にとってはマーチで受験成功とは言わないのだと思いますが、私にとっては十分な成果でした。) 

なので、中学受験で死ぬほど頑張ったのに、最終学歴が母親(自分)と同じかそれ以下だったら嫌だな、、、と少しだけ思ってしまう。もちろん中学から良質な教育環境で学べるという価値はあると思いますし、学部によってレベルも違いますが、他人は大学名しか見ないこともあると思います。

 

以上を踏まえると、、私が長女ちゃんに行って欲しい学校は、大学附属中学の最難関、、、、、ということになるのでしょうか、、、

おお…恐れ多くて学校名が書けません。名前を言ってはならないあの人みたいな存在感です。両親共にギリギリマーチの頭なので、長女ちゃんの頭の程度もそれを大きく超えるとは思えません。

無謀極まりないですけど、受かる受からないは別として、やるんならこれくらいは目指さないと、という想いはあります。

(もちろん数年後の長女ちゃん本人の希望が第一ですけどね)

書いてから「あー!あんなこと書かなきゃよかったー!プレッシャー!恥ずかしいー!」となるパターンですね。

ちなみに長女ちゃんの入塾テストの偏差値(なんの偏差値なのかよくわかりませんが)は35とかですからね…笑。

 

今後に期待します、、