すっかり久方ぶりの更新になってしまいました(笑)

前回まではトップの作業を進めていたのですが、連日の高温多湿の環境下では作業を進めないほうがいいと思ったので、サボっていました(汗)
というはの半分冗談で、次の工程で必要な道具類の調達、作成に取り掛かっていました。
次にサイドの作業に移るのですが、これには専用の道具が必要です。
この手の道具は外国でしか、取り扱っていなくて、買うと送料込みでとてつもない値段になるので、現地調達(作成)を決断。

サイド、と言うとアコギやクラシックギターをもっている方には、一つのミステリーではないでしょうか?
どうやって曲げてんの???とか・・・・・

簡単に言うと、熱でまっすぐの板を曲げていくわけです

ここで登場するのがベンディングアイロンならぬベンディングパイプです



曲げる角度によって二種類の太さのパイプが必要です
左の巨大なパイプは地元の鉄鋼関係の工場の人に頼んでカスタムメイドしてもらいました。
100パイのスチールパイプを手ごろなサイズにカットして、ちっちゃな板を溶接しただけの簡単なものですが・・・・
右細いほうのアルミパイプはそこらの廃材をそのまま利用

そして、この巨大なパイプたちをがっちりと固定するのが、超重量級のバイス(万力)です



バイスだけで20キロちかくする巨大なやつです・・・・・・
こんな本職的なものはうちになかったので、これまた職人の店で注文
360度回転可能な優れもの

装着例1


装着例2



こちらが、パイプを熱するハンディータイプのガスバーナー



こいつを装着例1のようにセットします

外国産のベンディンングアイロンは電気でパイプを熱するものが多いですが、ここはあえて古典的な方法を選択です(というか、手作りのベンディングアイロンだとガスに頼らざるを得ないです)


いよいよ曲げるのですが、しなくてもいいみたいですが、あらかじめサイドの木を沸騰したお湯の中に漬けてから曲げるといいみたいです。こうすることで、曲げる途中で割れたりするのを防げたり、硬い木を曲げやすくするみたいです

大きなカーブは大きなパイプで



くびれのきついカーブは細いパイプで



板が乾いたら焦げ付いてしまうので、まめに霧吹きで水分補給



出来上がりはこんな感じ



以前に作ったモールドの型に形を合わせながら曲げていくわけです




とまあ、あたかも自分で全部曲げたように書きましたが、以前にも書いたとおりサイドベンディングは板を購入時に業者にしてもらってました。
で、なぜいまさら自分でかといいますと、サイドが手元に届いた時点でホントはモールドにすぐにはめこんで固定しなければならなかったのですが、届いた時点でモールドが完成していなかったので時間をおくに連れて、板が元通りになり始めてしまったのです。このままでは、モールドにはまらない、ということでベンディングアイロンを用意しました。どちらにしても今後必要になるものですし、今の時点で用意して正解だったかもしれませんね。