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西洋風の重い扉を開けると
そこには黒と白のぶち猫が立っていた
ぶち猫はぺこりと御辞儀をして
「御待ちしておりました、こちらへどうぞ」
ぶち猫は山葡萄色の絨毯をすとすと歩いていった
「私は案内猫のパリートと申します」
「あ、僕は、「シプリエ様ですね存じ上げておらます」
「あ、はいそうです」
僕は背筋に汗が伝うのが分かった
ふとピアノの音が聴こえた
微かに鳴るその曲は聞き覚えのある曲だった
「この曲…」
「トトトの歌でございます」
「トトトの歌?」
「はい、またアルゼンチンでは道化師ポルカ、日本どは猫踏んじゃったとも言います」
「僕の故郷ではノミのマーチと言いました」
「オランダですね」
街へ幾度にどこかしらの家から流れてたのを思い出した
一体誰が弾いてるのだろうか
疑問に思ったが声にはならなかった
パリートはそれを察したのか
天井を見ながら
「屋根裏のネズミ共です、何故この曲なのかは我々にもわかりません」
「ただこのネズミ共が日本生まれだとしたら…あぁ、恐い恐い」
パリートはブルッと身震いをした
「ささ、着きました、この扉の向こうに旦那様が御待ちです」
僕は玄関の扉と同じ形の扉に手をかけた
小説を書いてみたい
今日はまたまた湘南モールにお買い物に行って参ります
あつーー
