FOREVERLY ビリー・ジョー+ノラ | 自然と音楽の森

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洋楽の楽しさ、素晴らしさを綴ってゆきます。


Feb07BilllieJoeNorah


 ◎FOREVERLY

 ▼フォーエヴァリー

 ☆Billie Joe Armstrong+Norah Jones
 ★ビリー・ジョー・アームストロング+ノラ・ジョーンズ

 released in 2013

 CD-0457 2014/2/7



 少し前の話、今年に入って、エヴァリー・ブラザース The Everly Brothersのフィル(フィリップ)・エヴァリーが亡くなりました。

 

 先ずはBarksからの引用記事です。



エヴァリー・ブラザース、弟フィルが死去

 エヴァリー・ブラザーズのフィル・エヴァリーが金曜日(1月3日)、慢性閉塞肺疾患のため亡くなった。74歳だった。

 妻パティによると、長年に渡る喫煙が原因だったという。
 『Los Angeles Times』紙に訃報を伝えた彼女は「私たちは悲嘆に暮れています。彼は長い間、懸命に戦ってきました」と話した。

 ミュージシャンの父、アイク・エヴァリーと共に幼いときからステージに立っていたドン&フィル兄弟は、1956年にエヴァリー・ブラザーズとして1stシングルをリリース。
 続く「Bye Bye Love」「Wake Up Little Susie」(1957年)が世界中で大ヒットした。
 その後も「Cathy’s Clown」「When Will I Be Loved」「All I Have To Do Is Dream」「Bird Dog」「Walk Right Back」などのヒット曲を生み、1986年に<Rock and Roll Hall of Fame>が創設した際には殿堂入りする初の10アーティストの1組に選ばれた。
 数々のミュージシャンに影響を与えた彼らを『Rolling Stone』誌は「ロック界で最も重要なヴォーカル・デュオ」と称えている。

 ニール・ヤング、ポール・マッカートニー、キース・リチャーズ、サイモン&ガーファンクル、ビーチ・ボーイズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスなどミュージシャンの間でもエヴァリー・ブラザーズのファンは多く、最近では、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングとノラ・ジョーンズが、エヴァリー・ブラザーズの1958年のアルバム『Songs For Our Daddy Taught Us』のカバー・アルバム『Foreverly』をリリースしたばかりだった。
 合掌。



 エヴァリー・ブラザースは、ビートルズを聴き始めた頃にその名前を知りました。
 引用文でもあるように、ポール・マッカートニーが大好きであり、ジョン・レノンとポールはエヴァリーのようになりたかった、といった話を本で読んだりラジオで聞いたりしていました。

 (ポール・マッカートニー&)ウィングスのLet'em Inの歌詞にある"Phil & Don"とはまさにエヴァリーの2人のこと。

 なお、ドンが兄だけどこの歌詞ではフィルが先になっているのは、前の節の"Brother John"の"John"と韻を踏むためだと思われます。
 その"Brother John"とは誰のことかは、言わずもがなですね。


 同様にエヴァリーから影響を受けた「兄弟」がサイモン&ガーファンクル。
 S&G最後のアルバム「明日に架ける橋」では、エヴァリーのBye Bye Loveをライヴで収録したヴァージョンが入っていますが、僕が初めてそれと意識して聴いたエヴァリーの曲がそれでした。
 その曲はジョージ・ハリスンもカヴァーしていますが、当時の荒んだ心を反映してかマイナー調に転じた重たい曲になっています。

 ちなみに、ウィキペディアによれば
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第90位、偉大な100人のシンガーの中では唯一兄弟でランクインし、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第33位にランクインしている、とのこと。


 しかし、いつかエヴァリーを聴いてみたい、という思いを抱きながら、僕が初めて自分のお金でレコードを買って彼らの音楽を聴いたのは、中学時代から20年以上経った2003年頃、もちろんCDでのことでした。


 最初に聴いて思ったこと。
 ビートルズとオールディーズの中間の音楽ってやっぱりあったんだ。

 このオールディーズとは、エルヴィス・プレスリーも含め、Rock Around The ClockやBlue Suede Shoesのようなロックンロール創生期の音楽のことを指して言っていますが、以前は古い音楽をあまり聴かなかった僕は、それらの音楽があって、いきなりビートルズに進化したものだと思い込んでいました。
 でも、生物だって、5本指の馬がいきなり1本指になったのではなく、その中間段階がいたことが化石などかわ分かっているように、音楽だって、その間がちゃんとあったんだ、ということ。
 ビートルズがカンブリア紀の大爆発えはなかったのだと。

 エヴァリーの音楽は、カントリーっぽいけどカントリーではなく、でもロックというほどまだ硬くない、しかし一級のポップスという音楽です。

 爾来、編集盤やボックスセットなどを買って時々聴いています。



 昨年11月、ノラ・ジョーンズが、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングと組んだアルバムが出ました。
 FOREVERLYというタイトル、辞書には載っていない単語ですが、エヴァリー・ブラザースの曲を2人で歌ったアルバムで、「エヴァリーのために」というfor""everly"と"forever"と"かけた造語でしょう。
 引用文にあるようにエヴァリーのアルバムを「底本」としてまるごと歌ったものであり、今回はそのアルバムを取り上げて、フィル・エヴァリーを偲ぶ記事とさせていただきます。

 ノラ・ジョーンズは大好きだからもちろんすぐに買って聴きましたが、記事にするのが遅れ、そうこうしているうちにフィルが亡くなりました。
 このタイミングははきっと単なる偶然だと思われますが、でも、それにしてもというタイミングではあり、ノラも驚いたことでしょう。
 そしてもちろん、悲しいという記事をFacebookで上げていました。


 記事にするのが遅れた理由。

 先に謝っておきます、ファンのかた、ごめんなさい。
 僕はグリーン・デイが、ビリー・ジョー・アームストロングが苦手なのです・・・
 嫌い、と書くと過剰反応する方がいらっしゃるかと思いますが、でも彼らの音楽というよりは、彼の歌い方が生理的に僕はだめなのです。

 グリーン・デイは、MTVをよく見ていた1990年代にいつも流れていて、アルバムは聞いていないけど曲をある程度聴いた上での話だから食わず嫌いというわけではなく、また生理的にダメというのはやっぱりどうしようもない、と自己弁護させていただきます。

 それでもグリーン・デイの音楽自体は割といいと思い、特にWhen I Come Aroundは、MTVで観て聴いてギターでコピーしていたくらいで、ブックオフで見る度に買って聴いてみようと何度も思ってきましたが、やはり手を出せない。


 だから今回、大好きなノラの新譜が出るのはうれしいけれど、よりによって一緒の歌っているのがあの人かい、と・・・


 でも聴くと、あれっ!?
 ビリー・ジョー・アームストロングの歌い方が普通だ。
 そうなんです、変な顔で熱く歌うという僕が知った彼ではないのです。
 声も普通にいい、聴けないなんてことはまったくない。
 ただ、普通に歌うと普通すぎてあまり特徴がない声かも、とは思い、だからグリーン・デイではああいう歌い方をするのかもしれない、とも。


 「底本」となったのは、SONGS OUR DADDY TAUGHT US、「父が僕らに教えてくれた歌」というタイトルであり、トラディショナル・ソングを歌ったものです。
 そのアルバムを僕は持っていないのですが、幸いなことに、THE COMPLETE CADENCE RECORDINGS 1957-1960という2枚組の編集盤にそのアルバムが丸ごと収録されており、先ずはオリジナルを聴いて短くまとめて書きます。

 

 父に教わったということですが、EBの2人の父親が音楽家であり、2人は音楽が周りにあふれる子ども時代を送ったのでしょう。
 2人のハーモニーは、そうして培った音楽的素養から成り立っている、と考えると納得できます。
 そしてこのアルバムを作ったのは、父のおかげでデビューできて人気者になれた、その恩返しとも受け取れます。

 

 エヴァリーの歌い方は力は入っても決して熱くならないというスタイルで、そこが後のロックとは大きく違う部分ですが、熱くならないということは理知的で説得力がある、ということにもなります。

 (熱くて説得力がある人もたくさんいますが)。
 だから、ロックに慣れた人にはおとなしすぎると感じるかもしれない。

 ただし、その涼しさから寂しさや悲しさがにじみ出ていて、そこが聴く者の胸を打つ、ある意味ソウルです。
 やはり声は持って生まれた部分が大きいように思いますが、ポールもジョンもS&Gも、人の心を動かす彼らの歌い方を見習って自分たちのののにしたかったのでしょう。


 ビリー・ジョーとノラは、オリジナルの12曲すべて取り上げていますが、曲順を変えています。
 流れを考えたのでしょう、そのことは曲の話の中で触れます。


 気になるのは、オリジナルのエヴァリーは男2人で歌っていますが、ビリー・ジョーとノラは男性と女性という組み合わせ。
 でも、エヴァリーを聴くと、片方が、知らない人が女性かと思うくらい高い声で歌うので、ビリー・ジョーとノラも違和感はありません。
 むしろノラのほうが声が低いんじゃないかな。

 なお、ドンとフィルのどちらが高い声か、ずっと昔本を読んだはずが、どちらがそうかは覚えておらず、分かりませんでした。


 ただ、ビリー・ジョーとノラが男女で歌うことにより、オリジナルとは違う感覚があります。
 10代から20代前半の子どもを持ったお父さんとお母さん、といった雰囲気に聴こえるのです。

 特にノラの母性、これが聴きどころともいえます。
 ノラは僕と干支が同じで一回り下だから、それくらいの年齢の子どもがいても不思議ではないくらいですが、でも若いといえば若い。
 その若さでこの母性、僕はそこに驚きました。
 これはビリー・ジョーと、男性と歌ったことによる効果でしょう。
 少なくとも彼女の普通の作品では感じなかったことです。

 ノラはしかし、小さい頃からロック以前の古い音楽を聴きなじみ、20代に出てきた当初から古い音楽の持つ感覚を自分のものとして出せる人ではあったんだけど、そこに年齢を重ねることによる味が出てきた、それが「母性」につながったのだと思います。
 そもそも、ジャケット写真のノラ、1960年代のアメリカのドラマのお母さん役の人みたいな雰囲気があります。


 ノラだけではなくビリー・ジョーとの相乗効果と書きましたが、ビリー・ジョーの歌い方も落ち着いていて、それも驚きました。
 彼の声には、心配する、思いやる、という気持ちがよく表れています。
 ビリー・ジョー・アームストロングは1972年生まれ、今年で44歳。
 ウィキペディアで見ると、1994年に結婚して2児の父とのことで、まさに10代のお子さんがいるお父さんであり、そのような今の自分の気持ちが歌に表れたと考えるのは自然なことでしょう。

 

 また、親としての気持ちを歌うことを通じて、自分たちの青春時代も懐かしむようなところも感じられます。
 自分たちはこうだった、こんなことはしないよう気をつけていた、などなど、歌のイメージが二重にも三重にも膨らんでゆきます。

 

 2人のハーモニーは、エヴァリーのように息がぴったりというよりは、お互いが邪魔をしないように、しかしパートによりビリー・ジョーが目立ったりノラだったり、といった感じで、これはこれで楽しめます。
 

 このアルバムはトラディショナルを歌っただけに曲がシンプルであり、だからこそこの2人のヴォーカルこそが最大の魅力といえるでしょう。

 しかしもちろん、エヴァリーが歌うくらいだから、歌メロがいい曲ばかりで、ついつい口ずさんでしまう。


 音楽としては、僕が本当のカントリーを聴く前にはカントリーだと思っていた、というスタイルの音楽。
 フォークとは少し違う、カントリーっぽさはある、といったところ。
 歌い方はカントリーの影響を受けているのが感じられますが、そもそもエヴァリーがそうだったから、当然のことでしょう。

 エヴァリー同様生ギターを基本にした最小限のバンド形態、時々ハーモニカやペダルスティールそれにフィドルなどが入る、ほんとうに簡素なアレンジ、だから余計に歌が響いてくる。
 ベースもアップライトベースだと思う、温かみがある音に聴こえます。


 1曲目Roving Gambler
 アメリカにはギャンブラーものの曲が多いですよね、脈々と続いている。
 アコースティックギター弾き語りにハーモニカが入るおとなしい響き。
 ビリー・ジョーはちゃんとレコードを聴いたことがないので、普通に歌っているということ以外は何も言えないけれど、ノラは旦那を立てる妻のような雰囲気もあります。


 2曲目Long Time Gone
 歌メロが素直に好き。
 Aメロの最後のタイトルの言葉を歌う前に声がすうーっと高くなる部分、2人の息が合っていると感じる、ここが特にいい。
 揺ら揺ら揺れるエレクトリックギターの間奏のソロがいい。
 ピアノも低く入っていて、洒落たアレンジ。


 3曲目Lightning Express
 ちょっと悲しげで寂しげなワルツ、でもタイトルは「稲妻急行」。
 ビリー・ジョーにはキーが高いのか、ここはノラの声が目立つ。
 ブルーグラス風のギターが2人の声を柔らかく包み込む。
 この曲を僕は3回目くらいからもう口ずさんでいました。


 4曲目Silver Haired Daddy Of Mine
 アップテンポで少し元気になる。
 Bye Bye Loveを明るくしたような響き、或いは、ビートルズのDon't Pass Me Byをアップテンポにしたような感じかな。
 僕が「カントリーを聴く前にカントリーだと思っていた音楽」の代表。
 この歌メロはどこかで聴いたことがあるような感じもします。
 ノラの拗ねて甘えるような歌い方が今回は少なくて残念だけど、ここではビリー・ジョーの向こうにそれが聴こえてほっとする。
 4曲目まではオリジナルと曲順が同じです。


 5曲目Down In The Willow Garden
 オリジナルでは9曲目。
 ブルーズ風のエレクトリックギターで始まる重たい響きの曲。
 ワルツで、やはり揺ら揺らするギターの音色ともども、ちょっと恐い、夏に聴くとお化けを想像しそうな曲でもある。
 そしてこれはノラが好きなディクシーランド・スタイルに近い。


 6曲目Who's Gonna Shoe Your Pretty Little Feet?
 この曲にこんなくだりがあります。
 "Who's gonna kiss the ruby red lips"
 遊び歌というか、なんだかイメージ膨らんできますよね。
 異性への興味が強くなった10代の頃。
 しかも男女で歌うと、健全な色っぽさを感じずにはいられない。
 最初に聴いた時に引き込まれた曲。


 7曲目Oh So Many Years
 微妙にシャッフルした明るく軽快な曲。
 前のおとなしいワルツが終わってすぐにはいるのがいい。
 エレクトリックギターのソロが入るけどビリー・ジョーかな。
 音はフェンダー系に聴こえるし。
 ずっとおとなしくきた中でこのソロは簡単だけど効果的です。


 8曲目Barbara Allen
 ここで初めてコーラスではなくビリー・ジョーの独唱で始まる。
 3コーラス目でノラが入ってくるけれど、これはビリー・ジョーの歌。
 片田舎のバーでおじいさんが歌うと似合いそうなワルツで、フィドルを前面に出し特にカントリーっぽさを強く感じる曲。
 でも、何番まであるんだろう、「鉄道唱歌」並みとは言わないけれど、同じ12小節を何度も繰り返して歌い継ぐ曲。


 9曲目Rockin' Alone (In An Old Rockin' Chair)
 イントロのちょっと寂しげなピアノ、讃美歌風の響き。
 この辺がアメリカだなと思いますね。
 この歌もワルツ、抑制が効いて、胸にしみてくる。
 ここはノラの声がよく響いてきます。


 10曲目I'm Here To Get My Baby Out Of Jail
 今度はノラの独唱で始まり、曲が進むと楽器が増え、ビリー・ジョーのコーラスが薄く入ってきます。
 刑務所に入ってしまった子どもを思いやる母性を感じます。
 そりゃ悪いことしたんだけど、子どもはかわいいのでしょう。
 そういう複雑な気持ちがよく伝わってきます。
 でも、こんなに歌が上手くて声がきれいなお母さんなんて・・・
 とは思わない、大スターで唯一無二の声を持った人なのに、ノラ・ジョーンズの庶民的な感覚と人懐っこさも感じます。
 僕が選ぶこのアルバムのベストトラックはこれですね。
 まあ、ノラの声が前面に出ていることもあるんですが。
 なお、エヴァリーのオリジナルではこの曲が最後ですが、そうですね、最後にしては締まらないというか、放り出されるような感じになるので、ここでよかったと思います。


 11曲目Kentucky
 ケンタッキーを離れたところで懐かしむ、郷愁を誘う曲。
 自分が死んだら山に葬ってほしいと歌う。
 落ち着いて歌うから、余計にノスタルジックに感じる。
 この曲は逆にオリジナルでも11曲目で、最後の前に思いをため込む、そんな感じがしていいですね。


 12曲目Put My Little Shoes Away
 最後も教会音楽風のゆったりとした荘厳さもある曲。
 すべての思いをまとめさらに高みに運ぶような心にしみる響き。
 最後ぷっつりと歌が終わってしまうのですが、でも、そこまでの余韻を心の中に解放してくれるように感じます。


 なおこのCDは、ビリー・ジョー・アームストロングとグリーン・デイのレコード会社であるRepriseからのリリースとなっており、日本ではワーナー・ミュージック・ジャパンから発売されています。
 名義も「ビリー・ジョー+ノラ」となっていて、つまりはノラというよりはビリー・ジョーのアルバムということなのかもしれない。


 このアルバムは、エヴァリー・ブラザースの歌心や歌への思いを決して熱くなりすぎず、敬意を込めて表しています。

 これがエヴァリーのヴォーカルのスタイルではあります。
 ただ、曲についていえば、「オールディーズとビートルズの間」のスタイルには達していません、そうですよねトラッドだから。

 実際、エヴァリーの先述の編集盤を聴いていると、オリジナルのこのアルバムに該当する部分の後ろに出てくる彼らのオリジナルのヒット曲を聴くと、より複雑になり、新しく感じられます。
 でも、トラッドのエヴァリーを今の時代に取り上げることで、彼らの音楽の世界の広さや深さを感じられることでしょう。


 さて、このアルバム、ノラ・ジョーンズの割にはあまり話題になっていないような気がします。
 確かに、特にノラの異様にポップな最新作に比べると地味だし、ビリー・ジョーはグリーン・デイが日本で人気があるにしても、こういうこともやるのか、という受け止められ方かもしれない。
 アートワークも地味ですかね。
 おまけにエヴァリーが日本でどれだけ聴かれているのか、と。

 でも、純粋に音楽として、歌として素晴らしい。
 ノラ・ジョーンズの音楽への思い、また新たな展開を見せてくれてファンとしてはうれしいし楽しいですね。


 そして。
 そうだな、グリーン・デイもそろそろ聴いてみるかな。