今朝の新聞報道で片山さんが起訴されるらしいという報道に複数の記事があったので、それは間違いない事だろうという風に考えて今朝8時半過ぎからですね約2時間北見弁護士と武田弁護士と私とで湾岸署で接見をしました。その時はまだ起訴されていたけではありませんけれども。間違いないだろうという事を片山さんに伝えた所ですね、本当にしばらくうなだれてですね「何でこんな事になったんですか」という事を訴えていました。

だから極めてショックだったっていう事は間違いありません。昨日拘留開示を行ってですね、今日の新聞にはその事を報ずる新聞もあったんですけれども他方でその“起訴へ”という報道もあって、私自身もその紙面を見て目を疑った所です。

ただ名言できますけれども、明らかに謝った起訴でですね、無実の人を東京地検は起訴したと断言する事ができると思います。片山さん自身も「今置かれている状況が信じられない」という事で繰り返しその事を言っておりました。

報じられた所によると、更に再々逮捕が予定されているということだったんですけど、警察官に今日午後、ようやく連絡が取れて「起訴した」という事は聞いたんですけど、再々逮捕については、まだいつ具体的にわからないという事だったので、今日されるのか、又、以後されるのかちょっとわかりませんけども、いずれにしても起訴後の拘留がですね、しばらく続くという事になりました。

ただこの事件についてはですね、私は足利事件という事件を弁護したんですけど、菅谷さんと会って、その菅谷さんは小児性愛者者では絶対ないという事を知って、彼が絶対犯人ではありえないというふうに思ったんですけれども、この遠隔操作事件も真犯人には一定の能力が必要なわけですけれども、片山さんにはそういう能力があmずないという事と、それから遠隔操作ウイルスを制作する環境にもなかったという事からいって明らかに誤起訴ですね、誤った起訴だと、もう断言できます。

しかもこの事件はですね、他の事件と性質を異にしてまして、私達は真犯人が別に居るという風に考えるわけですけれども、いつ真犯人からのメールによって片山さんの無実が明らかになるかわからないという、そういう意味でですね、検察・警察もですね決して安心できるような起訴ではないと思います。

私達は、警察官は、一体何を見てこういう判断ができたのかって考えるんですけれども、片山さんと、それこそ何十時間に亘って私たちは面会をしてきましたけれども、彼が犯人ではないかと疑うような局面は全くありませんでした。

そういう事が全然できない状況で。つまり被疑者本人の言い分というのを全く聞きもしないでですね起訴の判断ができるっていう事は本当に恐るべきことだと思います。警察も同じです。それで報じられている所によると、有罪立証できると考えているんだけれど、まさかゲームと考えているんじゃないかと思うんだけれども、片山さんが真犯人であるという確信をですね検察官んが持つ事がどうしてできるのかという風に本当に思います。

それで私達はその確信を得るためにはですね、録画をした上でちゃんと取り調べて欲しいという事を言い続けてきたわけですけれども、その録画を拒否してこういう言語道断の判断を東京地検がやったという事は、恐らくこれ歴史的にですね大変な汚点でもあると思います。

ですから今回のこの一連の経過ですけれども、きちんと後日ですね、検証しなければいけないと思います。日本の刑事司法がですね、とんでもない暴走をしているんだという風に私は思います。

ですからこの事件に限っていえば、私達は全く何の不安もありません。警察の愚かさを嘆くだけです。ほんと後は裁判所に頼るしかありませんけれども、裁判官が真実を見抜いてくれる事を信じて以後の弁護活動に当たりたいと思います。

木谷明弁護士
今佐藤先生が仰ったように有罪立証ができると考えたという、新聞のコメントを読んで、仰る通り「犯人に間違いないという事を確信した」という風に考えているわけではなさそうなんです。まあともかく今の裁判所が検察官の言う事を皆きいているという状況からするとこの程度の証拠で有罪を認定してもらえるんじゃないかという風に裁判所が甘く見られたんじゃないかと私は心配しています。裁判所は本当に正念場ですから、もうここはしっかりと真相を見ぬいて欲しいと思います。

そうですね、起訴後の事ですけれども起訴後の接見という物は禁止されているのかどうあkっていう所は、今の所わからないですね。弁護人はもちろんできるんですけど皆さんが接見可能になるかどうかは非常に重要な事だと私は思います。

それで大阪の2人の警察官が起訴された時に接見が許されたわけですけども、私達は片山さんについての裁判所が接見禁止という事をしないで、どうか皆さん自身が直接取材をして片山さんとのインタビューができる事を望みます。

私達はその事を特に悪意を持ってアクセスされない限りはむしろ歓迎するので、どうか皆さん自身のね眼と耳で片山さんの無実を感じ取ってもらいたいと私は思います。この後むしろ皆さん自身の声として裁判所にね、その片山さんとの接見禁止をすべきでないんだという風にしていただきたいと思います。

録音・録画を拒否しただけじゃなくてですね、皆さんからも隔離した状態でですね、あたかも彼を犯人視するような事は全く許せない事だと私は思います。


接見禁止付けばそれはもちろん情報公開しますけどね。

そうなんですね。ちょっと参考までに言うと、第一回目の時は留置場の方から満期が日曜日の前だったので寝耳の話だったかもしれませんけど、起訴された場合によくその例があるんだと思いますけど、週刊誌などからですね、面会の希望があった時にあなたどうするのかという事を片山さんが事前に聞かれたという事を言ってましたけど、今回ちょっとそういうような余裕も留置場の方はなかったんですけど、今私が思うのは、1つ大事な事はですね起訴後の接見が認められるか認められないかっていう事だと思うんです。

ただ注意していただきたいのは、興味本位で接見されるような事になれば、彼としてもとてもじゃないので対応できないので、お断りする事になると思うので、どうかその際はですよ誠実にアプローチしてもらわなきゃいけないと。で

できれば私達に事前に言って頂いたほうがスムーズにできるとは思うんですけど。ただ今接見禁止が付いているかどうか全くわかりません、今の所は。


質問「ちょっと今接見禁止の話なんですけど、どの段階でわかるもんなんですか」

佐藤「起訴する時に検察官の方で接見禁止を求めるんですね。それで裁判所の方でそれを決定するので起訴後しばらくして連絡があると思います。

まだ裁判所からは私達には起訴されましたっていう連絡なんかないんで、まだ起訴状の通知もないので、まあちょっとこの後事務にみよるのでこの後わかるかもしれない」


質問「起訴の連絡がきてない?」

佐藤「裁判所から連絡が来るもんじゃないんです、そういう意味でいうと。警察官に確認して知ったという事です。

質問「後、保釈とかそういう活動についてはどうしていく予定ですか」

佐藤「今起訴された事件については保釈請求可能で保釈も理屈の上では認められるわけですけれども再逮捕という再々逮捕という事が予定されている時にね、それが重なったならば身柄が出るという事はないので、今の所はその事件がどうなるかっていう事を見極めてやらないと。

保釈っていうのは理屈の上では事件ごとなんですね、そういう意味で言うと。だけども再々逮捕が言われているので今日にでも請求ができるんですけど、それは今の所はしないわけですね。


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とりえあえず会見の部分の文字を起こしたけど、まあ酷いもんだ。どこまで警察・検察は暴走するのか。大手メディアのこういう報道では、片山さんがC#を書けない事には一切振れないで、やれ類似のウイルスが見つかったなどと報道して読者の錯綜におとしいれている。

【C#の開発について】


C#の開発については、調べていくと必ずしもマイクロソフトのVisual Studio 2010が必要だという事もなくて、最低限テキストエディタとコンパイラーが必要だという事がわかってきた。

テキストエディタは、まあWindowsに標準装備されているメモ帳でもいいし、その他のテキストエディターでもできるので、テキストエディターは片山さんのPCにも会社のPCにも当然入っていた。プログラマーはどんなプログラム言語を扱う人でも必ずテキストエディターは使うので、これは間違いないと思う。

コンパイラーは.NET Frameworkというマイクロソフトか供給しているプログラムがあってWindows Updateでインストールされるという。ちなみに私のPCには.NET FrameworkはインストールされてなかったのでWindows Updateすれば何でもインストールされる物でもないらしい。なので、これが片山さんの会社、或いは自宅のPCにインストールされていたかどうかが焦点になる。

私は、本当に.NET FrameworkをインストールしてC#のコンパイルができるか以下の動画を見て試してみた。

コンパイルしてみたソースコードはこれ

using System;

class Test{
public static void Main(){
Console.WriteLine("Hello World!");
}
}




やってみたらコンパイルできて、test.exeが作成された。コマンドプロンプトでプログラムを実行でしたらHellow Wrold!が出てきた。なので、Visual Studio 2010がインストールされてなくても.NET Frameworkがインストールされていれば例のウイルスiesys.exeの作成は可能になるね。しかしパソコン側がいくらウイルス制作可能でも、C#のソースコードを書く事ができなければそもそも無理だし、片山さんにはその能力がないという。iesys.exeは既にあるウイルスの改造ではなくて最初から書いたプログラムであるらしいため余程C#に精通した人間でないとできないだろう。

プロの開発者が作成か=高価な専門ツール使用-証拠隠滅の痕跡も、PC遠隔操作
.NET FrameworkのみでもC#コンパイルはできるしVisual Studio 2010以外にも無料C#開発ツールはあるのになぜVisual Studio 2010と断定したのか。しかもVisual Studio 2010には無料版のExpressというのもある。