28wに入り、ヘパリンの自己注射が開始になった。

9時に来院指示があり、産婦人科へ。

前回の検診の時に、注射に必要な道具一式はもらっていたので、それらを持参。

 

看護師さんから「自己注射法マニュアル」を渡される。

http://www.mochida.co.jp/dis/generic/major/pdf/heparin_calcium/patient_manual.pdf

 

このマニュアルを看護師さんと一緒に確認しながら、注射を打ってみる。

打つ場所はお腹か太ももか、とマニュアルには書いてあるけれど、

「お腹結構大きくなってきたし、太ももにしようか」

と看護師さんに言われ、左の太ももに打ってみることにした。

 

まず、手を洗う。

注射針を開封。まだ取り出しはせず、開封するのみ。

シリンジを開封し、薬液が入っていることを確認。

ゴムキャップの方へ気泡を集めた後、ゴムキャップを取る。

注射針を装着。

気泡を抜くために、ちょっとシリンジを押す。

空気が抜け、針の先端から薬液が出てきたらOK。

あとは注射するのみ。

 

不妊治療でも自己注射を打つことはなかったので、自分に針を刺すことに緊張・・・

しかし、やるしかない。

 

刺す場所を決め、アルコール消毒。

脂肪をつまみ、針を刺す。

 

薬液をゆっくり注入したら、アルコール綿で抑えながら針を抜く。

しばらくアルコール綿で抑えて終了。

 

・・・思ったより、というか、全然痛くなかったキョロキョロ

これならなんとか続けていけそうで安心。

 

注射は、分娩まで、毎日12時間毎に打つことになった。

何時でも良さそうだったので、8時と20時に打つことにした。

 

マニュアルには、

「在宅自己注射を始める前には、入院又は週2回以上の外来、往診若しくは訪問診療により、
担当医などから教育を受ける期間を十分に取り、納得のいく指導を受けてから開始してください。
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)を予防するため、投与開始2週間以内は複数回、2週間
以降は1~2ヵ月毎に検査を受けてください。」

 

と書いてあったし、ヘパリンの自己注射をされている方のブログでも2、3日管理入院した・・という体験談を拝見していたのだけれど、私の通う大学病院では、この最初の注射時に方法を指導されるだけで、次回の妊婦検診まで、来院の指示を受けることもなかった。

 

・・・大丈夫だろうか?

 

という不安もあり、この後またイレギュラーに病院にかかることになる・・・




ちなみにこれらがヘパリン注射の時に使用するもの一式。

左からアルコール綿、針、薬液入りシリンジ、使用済み注射器入れ。

使用済みの注射器達は、病院へ持って行って処分してもらう。